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建築塾

 2007-06-15
先日、JIA 北陸支部-石川建築家会議の準会員のためのセミナー建築塾に参加してきました。

建築塾の目的は、学生の頃建築に燃え、熱い情熱と大きな理想を持っていたものが、
現実の社会で建築の実践に追われ、情熱や理想が忘れかけていく若い建築家のために、もう一度、建築について熱く語り、かつてを思い出す場として行われました。

全体は三部構成になっており、
一部は正会員でもある金沢工業大学の蜂谷教授の、
「建築デザインの潮流をリードする美術館建築」というタイトルで、
美術館と社会の関係の歴史のレクチャーでした。

さすがに、教授だけあってわかりやすく話され、私と世代も同じであるゆえ、
かつて、私が建築少年であった頃を思い出す、とてもいい内容でした。

0706建築塾01
二部は、準会員だけによる、「私のキライナ美術館」というタイトルで、
あらかじめ指名された準会員が、自分のキライナ美術館を取り上げ発表し、
それを皆で意見を述べあうものでした。

好きなことを語るのではなく、嫌いなものを語る着眼点はとてもよく、
好きなことだけ語ればそのことだけですみますが、
嫌いなことをわかりやすく語るには、一方で好きなことを理解していないと語れないので、
テーマとしては面白かったです。
ただ、ビミョウなのは、好き嫌いだけで語るとなると、つまらない水掛け論にしかならないので、キワドいテーマでした。

0706建築塾02
会場構成や時間にも問題があるのかもしれませんが、
熱くなるまでには行かず、内容も消化不良したようです。

さらに踏み込んで、自分だったらこのようにするという発言もあればよかったのに・・・。
でも、人前で、自分の意見を語る場をもてたことは準会員にとり良い経験だったと思います。

次回の、建築塾を楽しみにしておきたいです。


三部は、お酒を飲みながら語るということでしたが、所用があり参加できませんでした。
熱くなれたのかな?

この建築塾に参加して、私も20代の頃、毎月出る建築雑誌をくまなく目を通し、
先輩や同僚と、喧々諤々(けんけんがくがく)建築論をしゃべった記憶がよみがえりました。
最近は、そのようなこともなく、これではイカンと気づいた日でした。


それにしても、準会員の参加者は、半分近くが女性で、建築設計の社会には男女の差がないことに、改めて気づきました。
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コメント
好き嫌いだけで、話すと水掛け論になると思います。

嫌いなこと(良くないと思うこと)を論理的に話し、
好きなことを(上手くできていること)を論理的に説明すること、
それがぶつかって、楽しい議論じゃないかな?
当日は、どうだっただろう?
【2007/06/16 10:10】 | アンクルトム~OLIVERさんへ #OczajNqA | [edit]
嫌いな建築を語り合うのも面白いですね~。
でも嫌いな建築を好きな人もいるのでどんな
討論になったのか興味深々です(笑)。
たまに熱く語るのもイイですよね。
福井に来る前は作家友達がたくさんいたのでよくやりましたが、最近はほとんどしてません。確かにこれではイカンです、ハイ。
【2007/06/15 12:16】 | オリビエ #- | [edit]












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家楽舎(かがくしゃ)

Author:家楽舎(かがくしゃ)
小松を中心に活動している建築家です。

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