ミニチュアチェア8

 2017-02-08
今回は構造強度の視点から。
L-パントンチェア
俳句の毒舌先生の番組にランク付けされた席や、インタビュー番組でインタビューされている人が座っていたりする、ポピュラーな椅子です。
FRPの一体成型で1枚の平面だけで形つくると弱いものになりますが、三次元の形を持たせることで形が安定します。
L-ボーフィンガー・シュトゥール2
同様に脚の分などに凹凸をつけ形の変形を少なくしています。
これにより薄い面材で軽く仕上げることが出来ます。
面材に凹凸を付けると強度が増すことは、ペットボトルの形が凹凸のデザインになっていることと同じです。
L-ユニバーサル4864
この椅子は、屋外で使えるようお尻の部分に大きな穴を設け水が溜まらないようしたり、スタッキング(積み重ね)もでき、脚をはずしてコンパクトに搬送時出来るようにも考えられています。
脚が外せるということで長さの違う脚を取り付けることもでき、ハイチェアにもなるものです。
L-キャンチレバーチェア
パイプをこのような形にして持ち出し(キャンチレバー)の座面の椅子は、建築家マルセル・ブロイヤーの「アームチェアB64」が有名です。
4本足でなくパイプの特性を生かしたこの手の椅子、今でもいろいろとデザインされています。
ちなみにこの椅子をデザインしたマルト・スタムのオリジナルはガス管と接続金具で作られたと言われています。
L-スタンダードチェア
この椅子デザインしたのはジャン・プルーベで建築の鉄骨構造の専門家。
後脚と背を一つにし、中央部でくの字に膨らませて、見た目ににも安定した構造の構造家らしいデザインです。
L-アントニー
少し無骨なデザインが魅力の椅子です。
L-チューリップチェア
建築家エーロ・サーリネンの椅子です。
JFケネディー空港TWAビルターミナルなど造形的に美しい建築を設計しています。
一般的に椅子は4本脚ですが、それが気に入らなく1本脚にこだわって作り、名もチューリップチェアとした名作です。
L-メッツァドロ
座の部分はトラクターの座面を使い脚はスティール1本でクッション性を持たせています。
思わず座ってみたくなる椅子です。
意外性がこの椅子の魅力です。
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家楽舎(かがくしゃ)

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小松を中心に活動している建築家です。

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