花束

 2017-01-25
今回は、心がつながる話。
2017-01-23 001
梅津時比古さんの「日差しの中のバッハ」エッセイ集の中に「花束」と言うタイトルのエッセイが出てきます。
これは当時目が見えなくなりつつあったピアニストのアニー・フィッシャーのさよならコンサートで盲目の少年が花束を贈ったというエピソード。
アンコールに弾いたシューベルトがその少年に語りかけたかのように弾かれ素晴らしかったと書かれています。
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この盲目の少年こそが梯剛之さん。
彼の自伝「僕の中はいつも光」の中にそのことに触れ書かれています。
当時毎日新聞社の記者であった梅津時比古さんと梯剛之さんとはインタビューなどの仕事を通じて知り合いでした。
「日差しの中のバッハ」が点字訳本され、それを読んだ梯剛之さんは胸が高鳴り、すぐさま梅津さんに電話をしたことが書かれています。
2人は、もっと以前にこのような形でつながっていたのです。
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昨年末、こまつ芸術劇場うららにてヴォルフガング・ダヴィッド&梯剛之デュオ・リサイタルⅢを開催し、アンコールの合間に少女が二人に花束を贈りました。
実は、少女は生まれたときから全盲で、これまでの3回のリサイタルを楽しんでもらっています。
今回成長した少女がようやく花束を贈りました。
梯剛之さんと少女は毎年小松で会い、互いに心を通わせています。
このことがいつか少女の中で、花束のリレーになればと願っています。
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小松を中心に活動している建築家です。

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