小松市公会堂
2012-09-02
今日は、大人の修学旅行ならぬ、大人の建築ウォッチング。
小松市公会堂。
1959年完成。浦建築設計研究所創設者、浦清のデビュー作とか。

小松に残るモダニズム建築の一つです。
柱躯体から離した、曲面のガラス壁(カーテンウォール)が建物の軽やかさを見せています。
バルコニーを兼ねたキャノピー(庇)も良いバランス。

階段も軽やかに。

その裏には、宮本三郎の壁画。モダンです。

憎い演出です。

塔屋の最上階から。
格子状の手摺をカーテンウォールから離して。これも軽やかです。

見渡せば、小松の甍。
耐震には問題ありますが、上手い建築です。