氷室びらき
2011-07-01
私の住む石川県には、6月30日は「氷室びらき」という風習があります。
氷室開きとは、冷蔵庫のない加賀藩の時代に、冬に雪を貯蔵しておいて、6月30日にその雪を取り出し将軍に献上していた行事です。
そして、7月1日に、庶民は氷室の氷の代わりに、「氷室まんじゅう」を食べ、無病息災を願う風習があります。

どういう訳か、愛飲しているLUPICIAから、期間限定で「氷室びらき」というお茶が発売されました。
難しい解釈は横におき、この茶、ぶどうの香りがする緑茶で、夏の飲料にいいです。

6月だと言うのに異常な暑さ。そして今夏の電力不足。
ペットボトルの飲料ではなく、自宅で水だし茶を。
玄関先には打ち水し、耳で風鈴の音を聞き、涼を工夫し今年の夏を乗り越えていきたいです。
アマガエル
2011-07-02
アトリエの庭の雑草を刈っている時や、出がけに車のボンネットの上のアマガエルが必死になってピョンピョンと逃れていく光景を毎日のように見かけます。
その様は、思わず、頑張れと声をかけたくなります。

春先、冬眠から目覚めた頃のアマガエルは保護色で土色ですが、今は緑が鮮やかで、アマガエルもとてもきれいな緑色です。
小さな体で、生き延びようとしている姿が好きです。
梅雨の中休み。
2011-07-07
昨日は、梅雨の中休みの朝からの青空。
白山の雪解けもわずかとなり、夏山の姿になりました。

木場潟湖畔の風景も、すっかり緑一色に。

この季節の緑は、見ていて気持ちいいです。
ハグロトンボ2011
2011-07-08
今年も、アトリエの前庭に、ハグロトンボがゆらゆらと。
今年の黒い貴婦人は、なかなかいい被写体ポジションに止まってくれなくて。

でも、ようやくいい所に。

羽根の広げるのを見せびらかすかのように、優雅に。

毎年のように書いていますが、黒い貴婦人のハグロトンボ、とても絵になります。
岩瀬の街並み
2011-07-14
岩瀬週末、富山市で3日間の建築イベント。
せっかく富山市に来ているとのことで、早朝始発のライトレールに乗って岩瀬の町へ。

岩瀬の街並みは、北前航路で栄えた廻船問屋が立ち並ぶ歴史的な街並みです。

金沢や高岡では木で造られている「キムスコ」や「千本格子」を見かけますが、岩瀬の街並みの特徴は竹でスクリーンを作る「スムシコ」です。

風を通しながら、外からの視線を遮る、エコの工夫された建具です。

住宅前の駐車スペースの前にも「スムシコ」の建具を付け、街並みの配慮がされています。
キーワードがあって街並みが造られること、大切なことです。
おもてなし池田
2011-07-15
先日、久しぶりに「おもてなし池田」へ。
完成した時は、柿渋の赤色が鮮やかでしたが、今では色が抜け、いい感じに。

しかし、雨や日の当らないところは、まだ少し赤く残っていますが。

オーナーの二人には、この「柿渋の家」、本当に楽しく使ってもらっています。

設計者としては、嬉しいかぎりです。
ドジョウ
2011-07-16
木場潟湖畔周辺の田んぼの用水には、水生生物が多くみられます。
しかし、この季節、田んぼの水を引き、用水には水がなくなり、ましてや晴れの日が続いているので、僅かな水たまりに、水生生物たちは、寄せ合って生きています。

タモ(アミ)でザッと掬ってみると、ドジョウがいっぱい。

小さなエビも。
ドジョウたちの動きを見ていると、しばし、暑さを忘れます。
夏草
2011-07-20
暑い時は、夏草を見て楽しむのもいいものです。
毎年、アトリエの隅っこに咲いているのが、モントブレチア。
この前まで、名前が分からなかったのですが、先日Kcoガーデンからお嫁に来て、図鑑で調べて名前が判明。
アトリエの花は、弱々しいのですが、このモントブレチア、とっても元気です。

アトリエに最近群生しだしたのは、トラノオ。
名の通り、虎の尾に似ています。

すくっと立っているのが、ミソハギ。
これから花がつきはじめてきます。

良く見かける、桔梗。
英名バルーンフラワー。
風船が、パーンとはじけたように咲きます。
早朝、涼やかな庭を見て回るのも楽しいものです。
メタセコイアの実
2011-07-23
木場潟湖畔のメタセコイアの木には、実がたわわに。
実は、サッカーボールのような模様をしています。

それとも、木になるトリュフのようです。

木場潟湖畔の早朝散歩は、上を見ても下も見ても見所いっぱいです。
ムクゲ
2011-07-25
木場潟湖畔の園路には、ムクゲの花が盛りです。
アトリエ近くの五郎座橋のたもとには純白のムクゲ。

南園地には、薄紅色のムクゲ。

桜トンネル付近には、紫色のムクゲ。

そして、サッカー場には赤色のムクゲと、
いろんな色のムクゲが目を楽しませてくれます。
夏の田んぼ
2011-07-29
先日、早朝から青々とした木場潟湖畔周辺の田んぼにヘリコプターが。
ヘリコプターで害虫駆除散布を一気に。

これまでは、朝夕に農家の人がエンジン音をたて散布し、夏の風物のようでしたが、田んぼ一枚はあっという間です。

リモコンで操るオジサンは、大変ですが楽しそうです。

稲の花が咲き始め、これから日照りで、米の良し悪しが決まってきます。
暑い夏は、生活には大変ですが、一方では大切な暑さです。
不健康
2011-07-30
先日、人間ドッグの結果が。
10年以上前から指摘され続けている、毎年ながらの、「要精検」。

そして、当然ながらのメタボリックシンドローム。

今年は、体質改善にと、「健康ノート」を渡されました。
美味しいお酒を我慢し、食べ物も制限し、生活に不安を持って、楽しみもない、つらい長生きよりも、毎日美味しいものを食べ、充実した生活を送り、出来ればピンピンコロリとなればと思う時が。
いずれにせよ、健康は大切であるのだが。