6月。
2011-06-01
今日から6月。
写真は、昨朝のものですが、久しぶりに明るい朝を見たようです。
木場潟湖畔は、遠くでカッコウが鳴き、まさしく、「静かな湖畔の森の陰から♪」の朝です。

先月は、毎日欠かさずブログを書きました。
ブログを書きはじめて、初めてです。
今月は、チョットゆるめながらと、思っています。
エゴノキ
2011-06-04
木場潟湖畔を散歩していると、全体に白い花を付けている木をあちこち目にします。
エゴノキです。

木の下に行くと甘いいい香りがし、

小さな花が可憐です。
私の設計する住宅の中庭や前庭に、よく植えてもらうことがあります。
花が落ち、地面一面を埋め尽くすことが、たまにキズです。
サクラの実
2011-06-05
4月に満開だった、桜が、実を熟し始めました。
最初は、赤い実ですが、やがて、真っ黒な実に。

一粒かじってみたところ、渋く、不味い実でした。

美しい花が、美味しい実になるとは限りません。
花びらの湯
2011-06-06
先日、Kcoガーデンから戴いた、芍薬とバラの花びらがあまりにキレイだったので、散った花びらをフリーズンに。
花もきれいですが、いろんな花びらを混ぜると、彩りがあり、また違ってキレイです。

バスタイムに、浴槽に花びらを浮かべ、花びらの湯。

バブも良いけど、こんなお風呂もいいものです。
白鳥の湖
2011-06-07
先日から、木場潟湖畔には白鳥が泳いでいます。
南園地で飼われていた白鳥が、先頃の大雨と強風の日に、逃げ出してきた白鳥です。

いつもは、狭い柵の中で、窮屈に日々を送っていましたが、

晴れて、のびのびと広い湖面を。

朝日を浴び、悠々と。

このままいっそ、白鳥の湖としては。
2011 麦秋
2011-06-08
4月の末に、青い麦畑を紹介しましたが、麦畑はすっかり、いい色になりました。
このような麦畑の色の風景を麦秋と言います。

麦秋と言えば、小津安二郎の麦秋。

そして、出演している笠智衆、大好きです。
いずれは、笠智衆のようにと、いつも思っています。

まだまだ、麦秋の向こうの青田です。
大人の修学旅行2011 初夏
2011-06-10
建築イベントで良くお会いする建築家達と、京都へ修学旅行へ。

金沢、富山、東京、京都などから建築家が集まり、寺社建築をおさらい見学。

陰と明のデザイン。

障子のデザイン。


日本建築空間を改めて実感。



そして、先人の美意識も。

でも、本当の目的は、鴨川の川床で・・・。
やはり、建築家は遊びが好きなようです。
梅酒
2011-06-12
梅酒の記事を書きましたが、いろんなご意見があるようで、記事は削除します。公園における実(梅や柿、松ぼっくり)や魚は採ってはいけない決まりもなく、良いという決まりもないそうです。
但し、今回の梅の実は、公園協会に許可をいただきました。
公園利用者として、他人に不快な気持ちを起こさせないことが大切で、採取には気を付けなければなりませんね。
今後、この記事についてのコメント等は反映されませんので、よろしくお願いいたします。
カワセミ
2011-06-14
アトリエには、年中、いろんな鳥がやってきて、目を楽しませてくれています。
しかし、悲しいことに、1年に数羽、アトリエの窓ガラスに衝突し、命を落としています。

日曜日の昼下がり、またしても、窓ガラスがバンと。

とても珍しく、カワセミが。

なんとか一命を取り留めましたが、飛び立つことができず。
様子を見ていましたが、日本野鳥の会に所属している動物病院の獣医へ。
ドリトル先生のようにはいかないようです。
このカワセミ、最近早朝木場潟散歩しているとよく見かけるカワセミかも?
何か、会いに来てくれたような気がします。
なんとか無事であってほしいです。
朝焼け
2011-06-15
今朝は、東の空の朝焼けがとってもきれいに。
東の空と言っても、もうすぐ夏至なので、北東の空かも。

適当に雲がかかった朝焼けはきれいなものです。

先日は、青田が背景だったラベンダーは、今日は朝焼けを背景に。
もうすぐ、夏至です。
カワラヒラ
2011-06-16
野鳥の衝突は続くものです。
昨日の午後、仕事中、またしてもアトリエの窓ガラスがバーンと。

今度は、カワラヒラ。

窓ガラス下の外部ステンレスシンクの中に。
手助けしてシンクの外に出してあげたら、元気よく飛び立って行きました。
それにしても、きれいな野鳥がたて続けに。
窓ガラスは、ピカピカにしないほうが良いのかも。
イトトンボ
2011-06-17
アトリエに飛んでくるのは、鳥ばかりではありません。
今朝は、イトトンボが木の陰に。

本当に、糸みたいに細いです。

観察していると、目全体ががクリクリ廻り、とてもユーモラスです。
紫陽花
2011-06-18
木場潟公園ベンチ広場横の紫陽花水路の紫陽花が見頃です。
水路両側には、いろんな色が。
青色から赤色まで。










ようやく、北陸地方も梅雨入り。
と言っても、あまり雨の降らない梅雨。
梅雨には紫陽花が似合います。
スパイーダーウェブ2011
2011-06-19
アトリエの軒下に大きなスパイーダーウェブ(クモの巣)が。
ちょっと遊んでみて、霧をふきかけ。

ピンと張られたクモの巣もきれいですが、滴のついたクモの巣もきれいです。

首飾りのようです。

隣にあった、小さなクモの巣は、星空スコープのようです。
普段嫌われるクモの巣も、見方を変えてみると、とても楽しいものになります。
ドクダミ
2011-06-21
この季節、足元にはドクダミが広がっています。
かつては、このドクダミの臭いが嫌いでしたが、

毎年、きれいな花として見るようになり、匂いになってきたような気がします。

ブルーチーズやへしこのように、人によっては嫌いでも、好物としている人にはいい匂いと感じられるように。
やがては、ドクダミの香りとして感じられそうです。
ちなみに、小松の方言では、かざといいます。
簾戸と蚊帳
2011-06-22
今日は夏至。暦の上では夏真っ盛り。夏に向けて、涼しい住まいの話。

毎年、この季節、和室の障子戸を簾戸に入れ替え夏のしつらえにします。

日本の家屋は、夏を旨とすべしと言いますが、簾戸にすると風が通り、部屋の温度が涼しくなります。

また、簾越しに通る光や、透かし彫で見た目も涼しいです。

もうひとつ、蚊帳。
今年は、蚊が多くもう蚊帳を吊って寝ています。

電気を使わない、エコなしつらえ。
もっといえば、50年も60年も使われてきたこれらの簾戸や蚊帳。
大切にしたいです。
建築イベント
2011-06-23
たまには、建築の活動の話題。
石川県の建築家が20人集まり、活動している建築家カタログのトークショーが6/25(土)に開催されます。
今年のトークショーのテーマは自作を語るで、今回は、いま設計中の住宅を話します。
会場は、石川四高記念文化交流館で、分かりやすく、楽しいトークになりそうです。

同じく建築家カタログの住宅見学ツアー。来月です。
なかなか見ることができない建築家の設計した住宅を、設計者自身の解説でバスで廻る住宅見学ツアー。
今回は、私の設計した住宅は、コースにはありませんが、ツアーコンダクターとして、同行いたします。
参加費500円。要予約です。

もうひとつ。
所属しているアーキテクトスタジオジャパン(ASJ)の住宅展のイベント。
来月、富山市で行われます。

そしてもう一つ。
8月に野々市町情報交流館行われる住宅展イベント。
模型や写真パネルを展示し、住宅を予定していても、建築家に出合うことがない人のためのイベントです。
これらのイベントに積極的に参加し、住宅建築の啓蒙と、明日の住宅設計につなげたいと思っています。
お時間のある方、是非お越しください。
ナツツバキ
2011-06-24
アトリエのナツツバキの花が、毎日賑わっています。
花びらは、レースのようなヒダがあり、繊細です。

繊細ゆえ、開花してもすぐに散り、木の足元はボトボト落ちた花で決してキレイとはいえません。
この、つかの間のきれいな花が、魅了するのでしょう。
ガクアジサイ
2011-06-25
アトリエのガクアジサイも見ごろです。
1株に小さな花がたくさん付き、小さな花束のようです。

小さな花にも蜜があるのか、クマンバチが、花をつついています。
ようやく梅雨らしい雨降りとなりましたが、異常なむし暑さ、何とかならものだろうか。
とんぼ
2011-06-26
アトリエの庭先には、トンボがスイスイ飛び交っています。
先日のイトトンボや、毎年ブログにしているハグロトンボの名前はすぐにわかりますが、他のトンボを見つけても名前がすぐに出てきません

今飛び交っているのは、イトトンボを含め3種類。

トンボの飛ぶ様子は楽しいです。

少しづつ、自然環境が良くなってきているのだと思います。
風に吹かれる黄色い花
2011-06-27
木場潟湖畔のあちこちに黄色の花が咲き、ゆらゆら風に吹かれ、いい風景を作っています。
花の名前は、ブタナと気の毒な名前ですが本種のフランス語でSalade-de-pore(ブタのサラダ)の名前が由来らしいです。

このブタナ、外来種の一つですが、今ではすっかり日本の風景の一つを作り出しているようです。

同じ外来種のセイタカアワダチソウは、暴力的に感じますが、風に吹かれる黄色い花の風景は、愛らしく許せそうです。