キジ
2010-11-02
アトリエには、いろんな鳥がやってきて目を楽しませてくれますが、キジもその一つ。
毎日、悠然とアトリエの窓の前をのそのそ通り過ぎてゆく、ずぶとい神経のキジ。

昨日、バタバタと黒い影があり、ふと見上げたら、何と桜の木の高い枝の所にいつものキジがとまっていました。
キジは、駆け足で移動したり、飛んでも低空飛行なのに。
枝に止まっているキジは初めて見ました。

テレビ番組の「ナニコレ珍百景」だと、「高い木の枝にとまり、景色を見渡すキジ」とでもいいましょうか。
このキジ、顔も変ですが、行動も変です。
ツワブキ
2010-11-03
秋の花のひとつにツワブキがあります。
今年も、アトリエの玄関先に咲き始めました。

ツワブキの花は、咲き始めるとすぐに花びらが反り返ってしまい、形のよい花の時期は短いです。

むしろ、蕗(ふき)の葉に似た大きな葉っぱが特徴で、庭の下草のポイントに使われていることが多いです。
このツワブキ、石蕗と書くそうです。
ベルベットの光芒。
2010-11-04
一昨日まで、大荒れあの天気でしたが、昨日は、なんだか久しぶりの晴れのような気がする日でした。
朝、雲の切れ間から、光の筋が差し込む光芒がとてもきれいに。

まるで、天使が下りて来そうなほどのベルベットのような光の筋。

こんな光景があるから、自然の演出ってすごいと思います。

話は変わり。
夕方、久しぶりに顔をのぞかせた白山。
いっぺんに真っ白になってしまいました。
窓辺からの紅葉。
2010-11-05
アトリエの樹はあちこち色づいてきました。
窓からの風景も少し変ったようです。

今は、夏ツバキの葉が色鮮やかになっています。

まだら状に紅葉しています。

こちらは、葉の先端から紅葉が始まりました。

きれいとは言えませんが、桑の木の葉です。

不思議な味を出しています。
これからは、もっと楽しみが増えるような気がします。
梅酒
2010-11-06
今年の初夏に仕込んだ梅酒がいい具合になりました。
色と言い、香りと言い、味と言い、とてもよい梅酒です。

果実をかじりながらのショット、なかなかいいものです。

アペリティフのミニカクテルグラスに梅酒を注ぎ。

バーラジオやアヴァンティのカクテルに負けないくらいの美味しさです。
今晩は、梅酒片手に「とっておきの話」でもして楽しみましょうか。
木場潟ドッグラン。ミニ運動会
2010-11-08
昨日、青空のもと木場潟ドッグランにてミニ運動会が行われました。
約60頭の自慢のワンちゃんが参加し、とても和気あいあいの運動会でした。

ゴールが飼い主の「こっちへおいで」の短距離走。
ワンちゃんより、人間のほうが真剣です。

パン食い競争ならぬ、「ビーフジャーキ食い競争」

最後は、紅白に分かれて、小型犬・中型犬・大型犬のリレー。
人間のほうがバテたようです。

秋晴れの休日。楽しいミニ運動会でした。
木場潟ドッグラン、とても好評です。
7月にオープンして以来、来場数延3815。10月は884と大人気のドッグランとなりました。
このドッグラン、運営や管理当番などはボランティアが行っています。
また、今は試行のドッグランで、運営次第でもっと充実した本格のドッグランとなるようにと皆で頑張っています。
来場数が増えることももちろん大切ですが、多くのボランティアスタッフを募集し、運営の充実を計っています。
お時間が取れる方、1時間でもお手伝いしていただければ。
飛騨高山、吉島家。
2010-11-09
週末、飛騨高山へ。
かなり以前に訪れて以来の、久しぶりに見る吉島家住宅。

やはりこの空間、いつ見てもいいものです。

サイド窓から差し込む光が、室内を明るくしています。

もちろん、骨組みの力強さには圧倒されます。

奥の土間庭、いいですね。
住宅を設計するうえで、とても参考になる住宅です。
フィン・ユール
2010-11-10
飛騨高山へ行った大きな目的は、北欧デンマークの建築家フィン・ユールのイベント参加です。主催は、北欧家具の㈱キタニ。

フィン・ユールは家具で有名ですが、建築家としてもとてもいいものを作っています。

今度、㈱キタニが敷地内にフィン・ユール自邸と同じものを建設することになり、その建物を解説するイベントでした。

イベント前に北欧家具美術館「邯鄲邸」を見てきたのですが、北欧家具の素晴らしさを実感できるとても素晴らしい美術館でした。

邯鄲邸でも感じたのですが、フィン・ユールのイベントで語られていた、「建築に合わせて家具を入れるのではなく、愛着ある家具や絵を置きたいから建築を作る」逆転の発想は、共感するものでした。
よく言う言葉の「家具は一生もの」の愛着を持てば、建築もさらに愛着の持てるものになります。
思いつきの面白さだけで飛びつくのではなく、時代を超えても愛着のあるものの中で暮らすことが大切だと思います。
葉っぱのフレディ
2010-11-11
「もう♪終わりだね♪ カクカクシカジカ、エコカー減税」ではありませんが、枯葉舞い散る季節となりました。

午後、木場潟中央園地へしばしの散歩。

今年は、どこを歩いても紅葉がとてもきれいです。

赤や黄の葉っぱが、役目を終えたように。

最後の彩り。

葉っぱのフレディ、役目は終わったよ。
「でも命は永遠に生き続けるんだよ。」
丹後を訪ねて-2
2010-11-18
丹後半島で、もうひとつ是非とも行きたかったところは、伊根の舟屋。
湾の周囲5kmに230軒の妻入りの形をした舟屋が並ぶ壮観な風景の漁村集落。

1階は、舟のガレージ、2階は何時でも舟が出せるようにと宿になっている、とても珍しい建物です。

この湾全体が、重要伝統的建造物群保存地区になっており、時間がとまったような風景です。

映画の書き割りセットのようにただ建物が立並ぶのではなく、漁業の営みが今も続けられ、素晴らしい集落の風景です。
丹後を訪ねて-1
2010-11-18
先日、日本海に面する京都の丹後半島へ。
目的地は、H先生を訪ね、真理庵(まりあん)の郷へ。

丹後の山中、車一台がやっと通れる細い山道を上っていくと、突然に姿を現す真理庵の郷。
奥深い山中にあったため、廃村となり、かつては荒れ放題のところだったとか。
その廃村を譲り受け、ボランティアの人達や地元民とで、荒地、廃屋を整備し井戸を掘り、農地を拓き、今は自然あふれる郷に。

この真理庵の郷、社会に疲れ果てた人達の駆け込み宿として開かれ、「祈りと労働と憩い」をしながら自立支援・社会復帰をしてもらおうとする郷で、村長としてアメリカ人宣教師が就き、開設して20年目だそうです。

H先生とR神父さんとで夜遅くまでお酒を酌み交わし、いろんな人生の見方を学ばせていただきました。
困難に合いながらも信念を貫くH先生の生き方に改めて感動しました。
裏庭の紅葉。
2010-11-19
アトリエの裏庭の紅葉が、見事な色になってきました。
今年の紅と黄の色の彩りはとても美しいです。

やはり、もみじ色は紅葉です。

日差しの光が透され、裏庭全体が彩られた空気が漂っているようです。

足元も、目を楽しませてくれます。
晴れの白山。
2010-11-20
昨日は、とてもきれいな白山が姿を見せていました。
近くの山は、紅くなり、白い白山と、いいコントラストを作っています。

今夏に登った山頂付近は、真っ白です。

紅葉のきれいな木場潟湖畔と、眩しいくらいの白山。
何か、もうけものをしたようです。
裏庭の紅葉Ⅱ
2010-11-21
先日も、アトリエの裏庭をブログ記事にしましたが、あまりにも美しいので今回も。
奥の、座敷から見る裏庭は、今が最高です。
障子も、紅く染まり、室全体が赤く染まっています。

大木のケヤキと、紅と黄の紅葉が重なり合うように天空を覆っています。

傍らの山法師の葉も、オレンジ色に染まり、とてもいい感じ。

紅葉した葉っぱは、役目を終え、最後の華やぎを見せて散ってゆくようです。
木場潟湖畔メタセコイアの並木
2010-11-25
木場潟湖畔のメタセコイアの並木が色づいてきました。
これまでにも何度かブログ記事にしていますが、日本の木の紅葉とは一味違う紅葉です。

どこか、外国の風景みたい。

それとも、トトロが出てきそうな森の中みたいです。

木場潟湖畔には、見所がいっぱいあります。
落葉
2010-11-26
アトリエのエントランスアプローチも、いい具合に色づいてきました。
ドウダンツツジとマンゲツがいいコントラストを作っています。

今年は、ドウダンツツジの紅葉が少し遅れてしまったので、他の木の紅葉とのコラボはやや寂しい景色となりました。

庭は、枯葉で覆いつくされ、落葉掃除がこれから大変です。

この落葉、タヌキが現れ、お金に変えてくれたら、大金持ちになれるのに。
夜明け前。
2010-11-30
昨日は、一日中ざあざあ降りの雨でしたが、昨晩寝る前に天気予報を見ると、何やら良い予感が。
午前5時半頃、起きてみると、予感的中。

放射冷却現象で、くっきりとした夜空が。
空には大きな金星が輝いていました。

夜明け前の、木場潟湖畔はとてもいいです。

薄らと白やんできた頃、葦の湖岸からぞろぞろと、カモたちも湖面に。
これからは、天気予報が気になる季節になりました。