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昭和レトロ

 2009-04-02
趣味の一つに骨董の蒐集がありますが、今日の話は現役で使っていたものがレトロになった話題です。
鉛筆削り
この電動鉛筆削りは、私の兄が中学生になったときに買ってもらったもので、40年以上も前のものです。
その後兄から譲り受け、今日まで現役で鉛筆を削り続けていましたが、先日とうとうウンウンうなるだけで、鉛筆削りの機能が壊れてしましました。
色鉛筆を使ってスケッチをする時には、電動の鉛筆削りはありがたいものです。
このくらいまで削ると芯の先がツンツンにならないとか、体の一部のように働いてくれた鉛筆削り。
ちょっとさびしいですが、これからは、蒐集棚行きになりそうです。
長いあいだお疲れ様でした。
トランジスタテレビ
蒐集棚には、使えないテレビもあります。
このテレビは、以前に勤務していた時の上司のものでしたが、事務所の大掃除の際に処分するといわれましたので、我が家の蒐集棚へ。
トランジスタテレビ2
もちろん映りませんが、「トランジスタ・テレビジョン・レシーバー」のこの響きが、昭和のレトロを感じさせ、当時の「夢」が伝わります。
なんでも使い捨ての時代に、このようなレトロなものを見ていると、「夢」と「物」を大切にしなければならないと感じます。
そういえば、こんなものも、こんなものも我家での年代物です。

白山山頂

 2009-04-04
今日はこの白山の写真1枚だけです。
春の白山
今朝の白山は、雲の割れ間から光がこぼれ、白山だけが白く浮かび上がっていました。
山の表情は、毎日異なって見せてくれますが、このような白山は珍しいです。
山頂付近は、一部岩肌が出てきました。
今年は、山頂の雪も少なかったようです。

桜の花の咲き始め。

 2009-04-06
アトリエの桜がようやく一輪咲き始めました。
アトリエの桜01
いつも桜花見宴会をしている、大木になった桜の木は、染井吉野桜と山桜の混じったもので、葉が先に開き、ピンクの花をつけていましたが、ここ数年は、花も白色になり、山桜が勝ってきたようです。
アトリエの桜02
今週末には満開となりそうです。
暖かい平日にでも、ささやかながらの御馳走並べて花見宴会でもしようかな?

桜と月

 2009-04-09
アトリエの桜は、9分咲き程度になりました。
空の月も十四日月で、桜も月も満開、満月までもうあと一息です。
夜桜01
日本人は、本当に桜や月が好きです。
夜桜02
やはり、一気に咲く桜の魅力はすごいものです。
夜桜03
今日は、お誘いを受けている昼間からの花見宴。
ちょっと一句でもひねってみようかな。

F町の増築01

 2009-04-11
春の好天続きの昨日、2世帯住宅増築の建前が行われました。
F町の建前01
昨年末に、設計の依頼を受け、第1案でほぼプランが決まり、順調に進んで、花の咲く季節に上棟となりました。
F町の建前02
建前の1日前には、施主の第二子の女の子が生まれ、吉日が続き、思い出の日になったようです。
F町の建前03
花の咲く、晴れの春に、いろんなものが動き出しはじめ、不況の世間の重苦しさが吹き飛ぶような気がします。
これから、大工さんはじめ多くの職人さんが、一つ一つ思いを込め完成に進んでいきます。
新しい家族の、同居し始める二世帯住宅。
灯りがつき、笑い声がこぼれる家の完成が楽しみです。

リンクで昨日の建前を紹介しています。

満開

 2009-04-11
最近は早朝散歩をサボりがちで、木場潟湖畔の写真の紹介も少なくなりました。
朝食の後、満開になった桜のトンネルへ。
桜のトンネル011
土曜日の朝で、天気も良いので朝から大勢の人たちが散歩に訪れていました。
桜のトンネル02
昨年、桜筏(さくらいかだ)が見事だった、桜のトンネルの外側の水路にはもうタンポポらしきものが。
桜の季節01
北園地グランドでは少年たちが、春の陽光を浴びて、野球の活動をし始め。
桜の季節02
中年の婦人たちは、朝の周回散歩を終え、桜の下で朝食を。
今日もいい天気で、満開の木場潟湖畔。
是非散歩へお越しください。

花びらのジュウタン。

 2009-04-14
今朝から久しぶりの雨。
満開の桜の花も散り始め、雨にぬれた花びらが湖畔の歩道を埋め尽くしていました。
桜花びらのジュウタン01
今年は天気にも恵まれ、暖かい日が続き、絶好の花見日和が続きました。
目を楽しませてくれた桜のトンネルには、今度は花びらのジュウタンが敷き詰められています。
桜花びらのジュウタン02
誰もいなくなった雨の桜トンネル。
桜花びらのジュウタン03
明朝は、おそらくもっと花びらのジュウタンが分厚くなっていそうです。
明日こそ、早朝散歩しようかな。

春の畑の花。

 2009-04-15
桜に気を取られていたら、いつの間にやら、周りのあちこちで花が咲き始めていました。
大根の花2
アトリエの前の畑には、今年の冬に収穫されたときに見捨てられた大根から、白い大根の花が、可憐に。
大根の花1
近くの畑にも、紫色の大根の花が、すくっと伸びていました。
菜の花
春に菜の花の黄色を見ると、暖かくなった春の陽気を感じます。

やはり花を見ると、心がうきうきします。

ドウダンツツジの開花。

 2009-04-17
アトリエのドウダンツツジの花が咲きだしました。
ドウダンツツジ01
例年は、5月の連休あたりに咲き始めるのですが、半月くらい早く咲きだしました。
ドウダンツツジ02
小さな釣鐘状の花が鈴なりになって目を楽しませてくれます。
ドウダンツツジ03
若葉も開き始めてきました。
秋には、真っ赤になってくれるでしょう。

またひとつ、植物のサイクルが始まったようです。

ハナミズキの開花。

 2009-04-18
今日も、花の話題。
アトリエのハナミズキの花が咲き始めました。
昨日記事のドウダンツツジ同様、例年より早く咲き始めました。
花水木の開花01
先に咲き始めたのは、紅いナナミズキで、小ぶりながらもきれいな色をしています。
花水木の開花02
別のハナミズキにも一輪だけ花をつけています。
この木は毎年ピンクの花をつけます。
しばらくすればいっぱい花をつけ楽しみです。
カツラの開葉
もうひとつ、大好きなカツラの木の葉が開き始めました。
カツラの木の葉は、本当にきれいな色をしていて大好きです。

春は目に優しい色が多く、外に出るのが楽しみです。

いろんな花。

 2009-04-20
今日も花の話題。
アトリエには数十種類の樹木がありますが、果実の木は数種類で、その中に梨と花梨の木があります。
梨の花
今年も白い梨の花が咲きました。
毎年、たくさんの花をつけるのですが、ほったらかしにしているので、小さくて固い実にしかならないので食用になったことがありません。
今年は選定して保護袋をかけたりして育ててみようかな。
花梨の花
もうひとつ、花梨(かりん)の花も咲き出しています。
ピンク色の優しい花です。
花梨の木が1本しかないのと、風当たりが強い所に植えてあるので、果実は毎一年、1個か2個しかつけません。
ましてや、今年はミツバチが少なく、受粉しそうもありません。
コナラの花
花といっても梨や花梨の花と異なり、この花はコナラの木の花です。
コナラの花は雄花と雌花があり、垂れ下ったものが雄花です。
雌花はちょっとわかりませんが、アトリエのコナラでもドングリの付く木と付かない木がありますが、この花の付ける気はドングリがつきます。
コナラの芽吹き
葉が勢いよく開き始めているコナラもあり、そろそろ木陰をつくってくれそうです。

アトリエの風景もようやく冬の景色に変化が出てきました。

景観と選挙ポスター。

 2009-04-21
今日は街の景観について一言。
今年国政選挙があるということで、街中には候補予定者のポスターがあちこち掲げられています。
選挙ポスター01
そのポスターは、1か所に3~5枚、多いところでは10枚以上のポスターが掲げられています。
なぜこんな風にポスターをベタベタ掲げなければならいのでしょうかね。
1枚でも十分に伝わると思いますし、別の方法の宣伝もあるかと思います。
そして、これらのポスターだって当然、高価なものでしょう。
選挙ポスター02
今日、景観のいろいろ条例ができて、景観の保全をしている中、
このポスターが、逆行して街の景観を壊している一つのようにも感じます。
こんな、無神経にベタベタポスターを掲げる候補者に国政を任せていいものかな?との思いにもなります。
いずれにせよ、こんなポスターを考え直さねばならないと思います。
市町村の行政マンが、候補者に「ちょっと控え目にしたら?」と進言できるような空気があればいいのにな。


この記事は、特定の政党や候補者を非難したわけでなく、私のブログが全国の方に読まれていることを前提に、おそらく全国的にこのような風景があるということで記事にしました。
クレーマーな記事であしからず。

公共交通機関。

 2009-04-22
木場潟湖畔のアトリエへ公共交通機関でお越しに際には、小松バスの小松駅発粟津線Bでお越しください。
公共交通機関01
下車駅は「新道今江」バス停です。料金は小松駅からだと190円です。
歩いて2分のところにあります。
公共交通機関02
ちなみに、1日1本しかありませんので乗り遅れないようにご注意ください。
日祝祭日は運休ですので、平日にしか利用できません。
なお、帰りの運行便がありませんので、歩いて帰るしかございません。
体力をつけてお越しください。

木場潟湖畔のアトリエへの公共交通機関利用のお知らせです。


麦穂。

 2009-04-24
今年も麦畑の季節となりました。
麦畑01
木場潟周辺にはこの季節になると、麦畑がきれいな風景をつくってくれますが、毎年同じ場所で栽培されているのではなく、昨年の麦畑は、今年は休畑となっています。
今年撮影した場所は、白山が背景となる麦畑です。
麦畑02
麦穂は、いつ見ても美しいと感じます。
麦畑03
大麦に「ファイバースノー」という品種がありますが、まさにファイバーが天に向かって伸びているように、人工物のような麦穂です。

ちなみに、撮影場所は、木場潟湖畔に昨年できたベーカリーショップの前の道を進んだところに麦畑が広がっているところです。
この麦はパンの材料にはならないそうですが、パンと麦のイメージが合って田舎を思い起こすいい組み合わせに感じます。

ツツジの開花。

 2009-04-27
アトリエのツツジも満開になりました。
例年だと5月連休後になるようですが、ツツジも早いようです。
キリシマツツジ
アトリエの「家楽舎」看板の前のキリシマツツジは見事な赤色です。
混合ツツジ05
昨年も紹介した、白色とピンク色が混合したツツジもいっぱい花をつけています。
混合ツツジ01
白色とピンク色の花がそれぞれあり。
混合ツツジ03
一つの花がストライプ模様に。
混合ツツジ04
そして斑(まだら)模様に。

ツツジがあちこちで花盛りになると、見飽きて美しいと感じませんが、咲き始めのツツジは、花らしくて綺麗なものです。

新しい茶会。

 2009-04-30
GW前半、好天の昨日、お茶会に行ってきました。
茶席は、ブログで紹介してきた「柿渋の家」で、現在「おもてなし池田」として営業されている、茶会が開かれことが想像できないところで行われました。
おもてなし池田の茶会01
茶会を開いてくださったのは、いつも茶会にお招きいただいているM社中の若いメンバーの人たちで、従来の茶会にとらわれない、独創的なお茶会でした。
おもてなし池田の茶会02
玄関に入ると、水墨画家の川本祥石さんの書「無心」が掲げられ、おもてなし池田という会場の先入観をまず取り払い。
おもてなし池田の茶会03
床の間がないので、同じく祥石先生の作品をお軸とし、花を活け、心の床の間を拝見。
画は、若い人たちによる茶会ということで、筍(たけのこ)と、雲雀(ひばり)が画かれていました。
おもてなし池田の茶会04
茶席は、きちんと作法通りに行われます。
おもてなし池田の茶会05
主菓子は京都の菓子。
おもてなし池田の茶会06
道具も、M社中先生の所有の立派なもの。
意外なところでの茶席でありましたが、すべき作法を守り、若い人たちの新しい発想の楽しい茶事でした。
おもてなし池田の茶会07
その後懐石は、当然「おもてなし池田」シェフの創意ある料理で。

茶会は、肩のこる敷居の高いもののように思われていますが、今回のように、若い人たちの新しい発想の茶会も新鮮でいいものです。

M社中の若手の皆様有難うございました。

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プロフィール

家楽舎(かがくしゃ)

Author:家楽舎(かがくしゃ)
小松を中心に活動している建築家です。

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