ひな人形飾り。
2008-03-01
今日から三月。三月と言えば、桃の節句。
桃の節句と言えば、ひな祭り。
ひな祭りと言えば、ひな人形飾り。
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ということで、本日はひな人形飾りのブログです。

昨日、もうすぐ桃の節句ということで、Y婦が、ひな人形飾りをしました。
このひな人形は、Y婦が生まれた時に、祖父母が、初孫のためにと揃えたくれたもので、半世紀??程前のものであります。

私の兄弟は、男ばかりで、ひな人形には、まったく縁がありませんでしたが、Y婦が小松へ来たときから、ほぼ、毎年、脇床にこのように飾っています。

飾られているひな人形は、とても優しい顔で、衣装も、丁寧に作られたものです。

Y婦の祖父母は、初孫が生まれ、いろんな願いを込めて、揃えたものでしょう。
願いどおりになったのかどうかはわかりませんが、Y婦は、毎年、このひな人形を飾るたびに、祖父母の思いを感じているようです。
伝統、風習は、日常生活の中では薄れつつありますが、このように、季節が訪れるたびに、日本の持っている素晴らしい歳時記を大切にしなければならないと感じます。
TOGOの四十九日。
2008-03-04
先週の土曜日、TOGOの四十九日で、お参りを済ませました。国道8号の石川県と福井県の県境にある、常拈寺にて、お経をあげてもらいました。

常拈寺は、「動物たちのお寺」として知られていて、
本堂は、山の大きな岩を刳りぬいたつくりで、読経が響きわたる、とても尊厳を感じさせてくれるお寺であります。

TOGOの前に飼っていた同じ柴犬コルビュジェの永代も今回お願いし、この常拈寺にて眠ることとなりました。

リビングには、二人が天国でさびしくなく、TOGOとコルビュジェの遺影を一緒に飾りました。
まだ、あの日の出来事が脳裏を横切ることがありますが、
これで一つ区切りをつけて、新しい春が来るのを願いたいとおもいます。
クロッカスの花。
2008-03-05
春の陽気に誘われて、クロッカスの花が咲き始めました。咲き始めたクロッカスの花は、5~6年ほど前に植えたもので、毎年わずかでありますが花をつけてくれます。

アトリエでの花は、マンサクに続いて2番目に咲きますが、色は春色で、雪どけを感じさせてくれる、温かさのある小さな花です。

手前の石を並べているところの下には、愛犬コルビュジェの骨が鎮められています。

別のところにもポツポツ咲いています。

一歩づつ春に近付いています。
でも、今朝は、起きたら、真っ白な景色に変わっていました。
なかなか、すぐには春が来てくれないものです。
春の雪化粧。
2008-03-06
昨日は、春の色をブログにしましたが、一変、白い雪の風景。
昨日の朝、目覚めると、周りは真っ白な世界に。
思いがけない季節外れのような雪化粧。

初雪が降ったような気分になり、思わず、外に出て、写真を撮りました。

庭のベンチにも。

このように、春と冬が交互にやってきて、少しづつ春になってゆくのでしょう。
色ガラスの楽しみ。
2008-03-07
アトリエのデスクの前の窓には、いろんなものが置かれています。そのひとつに、色ガラスのオブジェがあります。

Y婦が、ステンドグラス作家辺本良治さんの1日スクールで作ったステンドグラスのオブジェです。

色ガラスの魅力は、光が透けて見えることもきれいですが、透過した色のついた光が、何かにあたった時も、思わぬ変化できれいなものです。
アリンコチェアの背もたれに、色のついた影が映っています。

同じく、辺本さんからお土産としていただいた、ガラスのペンです。

もったいなくて、ペンとして使えないのですが、色ガラスのとてもきれいなオブジェです。

ねじられたガラスと、床に映る色の影がとてもきれいです。

丸い色ガラスのオブジェの影も、ガラスのでこぼこが映ってきれいです。

色はじきも、光が当たれば、宝石のように、キラキラします。
色のついた光を楽しむことも、住宅に取り入れれば、、さらに楽しみも増えることでしょう。
チューリップの花。
2008-03-08
TOGO達の遺影の前に献花しているチューリップの花が、とてつもなく大きく開いてきました。
チューリップの花と言えば、両手の手のひらをすぼめた感じに咲くのですが、花びらは全開となりました。

それはそれで、きれいなもので、薄いピンク色と、黄色の混じった花びらが、陽にあたり、とても春らしい色に映りました。


葉っぱも、やわらかいみどりいろし、目に優しく映ります。
二人とも、あっちの世界で、こんな色に囲まれていれば良いのにな。
木場潟の梅林。
2008-03-09
木場潟中央園地に、梅林があります。昨日、春の陽気に誘われて、梅林へ行ってきました。

五分咲き程度でしたが、白梅の花が、ほころび始めていました。。

梅と桜とを春の花として、よく書かれますが、桜の華やかさに比べ、梅は静かに花をつけるイメージがあり、心を動かされる花です。

梅林の向こうには、老人たちが、元気よくパークゴルフを楽しんでいました。
かつては、お年寄りが庭先で梅を愛でている光景がありましたが、最近は、老いてますます元気と、いうところでしょうか。
春霞の朝日。
2008-03-11
空が霞んでいる朝の日の出はきれいなものです。
今朝は、東の空全体が春霞となっており、山から日の出が顔を出してきました。
霞のために朝日の輪郭がはっきりし、とてもきれいなものです。

木場潟湖畔の葦を背景に、朝日が水面にゆらゆら映っています。

あっという間に、日はポプラの木の上にまで昇りました。
霞んだ空に、まんまるの日が浮いたようになっています。

アトリエに戻り、窓を見ると、ブラインドのスリットからも、日の明かりがこぼれていました。
ようやく、春らしくなってきた霞空の朝でした。
黄砂。
2008-03-12
昨日は、春霞を書きましたが、今朝は、もっと霞がすごく、今朝の木場潟湖畔は明らかに黄砂による、霞みです。
五郎座橋からの風景ですが、向こうの山々は、かすかにしか見えません

対岸の桜並木も、このとおり。

ポプラの木の間から、オレンジ色の朝日が顔をのぞかせています。

大陸からは、かつては日本文化の礎となった大陸文化が渡ってきましたが、
近来は、このような黄砂や、毒入りギョウザなど、迷惑なものばかりが運ばれてきているような気がします。
格子の家が完成間近。
2008-03-13
格子の家の完成が近付いてきました。
敷地は、新しく土地区画された住宅ににあり、広さは45坪であります。

隣の建物が、間近に建てこみ、プライベートな外部空間がとれにくかったのですが、
何とか、東南方向にテラスを設けることができました。

敷地境界にはコンクリート打ち放しの壁を設け、上部に格子をつけ、
テラスが一つの吹抜のある部屋に見え、内部の部屋と続き間となるよう計画しました。
建てこんだ、敷地にあって、この空間は、なかなかうまくできたようです。

近々、内見会がもようされる予定です。

残りの仕上げが急ピッチで行われています。
早く、家具などが入って、住宅らしくなっていくのが待ち遠しいです。
名刺作り。
2008-03-14
春になると、イベントや内見会が目白押しです。来週の週末、ASJ金沢スタジオ主催の「未来をのぞく住宅展」。
5月には同じくASJの高岡砺波スタジオの「未来をのぞく住宅展」。
その他、内見会など・・・。

その際、お客様に設計を理解していただくために、パンフレットなど、資料が必要です。

アトリエでは、小冊子を作成していますが、すべて手作りです。
写真から、レイアウト、文章など、時間を見て作成しています。
特に大変なのは、小冊子にする時で、各ページが順番どおりなるように、両面コピーをする時です。

名刺も、オリジナルの手作りです。
名刺といっても、普通と違っていて、見開ける正方形の変わった名刺で、
人にお渡しする時、説明しながらお渡ししなければならない変わったものです。

これも、両面コピーをして、切り取って作成する、マニファクチャな名刺です。
最近は、CADの発達や、いろんなソフトの発達によって、こんな印刷物が自分で作れるようになりました。
印刷屋さんの、仕事は減ってきて大変だろうと思います。
そういえば、年末のカレンダーや年賀はがきもオリジナルの自前のものでしたっけ。
温室の桜。
2008-03-16
先日、桜の開花をいち早く楽しみたいと思い、桜の枝を、浴室に活けました。
初めての試みですが、浴室の気温が高いので、桜の開花が早まるそうです。

活けたのは、山桜と、吉野桜の2本ですが、山桜のほうは、芽があっという間に青くなってきました。

外では、ウグイスが、「ホ~ホケキョキョ」とまだ本来のさえずりにおぼつかない、危なっかしい鳴き声を聞かせてくれています。
もう春です。
一歩ずつ春。
2008-03-17
今朝は、春霞と黄砂とで、朝の景色がぼんやりとし、薄紅がかった色の木場潟でした。
カヌーレーンのブイに留る水鳥たちは、そろそろ北の地への飛び立ち準備をしているようです。

春になると、湖畔の遊歩道に最初に咲き乱れるユキヤナギの芽も膨らみかけてきました。

あおい芽が多くなり、景色にも少しづつではありますが、色が付き始めてきたようです。

湖畔べりのヤナギも、少しづつ春の表情になってきました。
寒く、鉛色の空の北陸の冬も、ようやく終わり、春が一歩ずつ近づいてくるようです。
野焼。
2008-03-18
昨日の仕事中、ふと木場潟を見ると、煙がもうもうと。急いで木場潟へ出ると、葦の野焼きが行われていました。

毎年、春になると、湖畔の枯れた葦を野焼きします。
野焼きをすることで、新しい芽を育てたり、害虫を駆除することができるらしいです。

人の背以上の炎が上がり、少しばかり怖いものを感じます。

春に入って、カヌーの練習も本格的に始まったようです。
不安げに、見守っています。

湖畔がすっきりし、水面をカヌーが滑り始める。
これも、木場潟湖畔の春の風物です。
格子の家の内見会。
2008-03-20
先日も紹介した、「格子の家」が完成し、本日から内見会が始まりました。
敷地45坪、延床面積40坪の建物でありますが、プライベートな中庭を設け、光溢れる住宅となっています。

この建物は、土地建物の建売住宅ですが、およそ、建売住宅に見えないデザインとなっています。

中庭に面する吹き抜け空間が、インテリアのゆとりを作っています。

今日から始まった、内見会。
多くの人に来てもらい、設計の大切さを実感していただきたいと思います。
ガラス皿。
2008-03-22
昨日、富山の現場の帰りに、アンティークギャラリー堅香子へ行ってきました。久しぶりの骨董屋さんです。

すぐに目にとまったものは、昭和初期の切子ガラスのお皿です。

もう80年ほど前の器ですが、骨董を見ていると、長い年月を経て、いろんな人の手に渡り、よくぞ私の手元へ来てくれたと、時空のロマンを感じます。

今日から、我家の大切な食器として使われて行くでしょう。
朝日があたり、再び輝きを取り戻したようです。
サクラ サイタ
2008-03-25
先日、「温室の桜」で紹介しました桜が、もう咲き始めました。
吉野桜が、みるみる内につぼみを大きくし、咲きました。
花は、山桜のように白い花で、花びらは、ややしわのあるいつも見ている吉野桜の花とは異なる花で、少しばかり繊細な感じがするものでした。

山桜のほうも、やや遅れ気味に咲き始めてきました。
やはり、山桜は先に葉が開き、花は後からつき始めてきました。

夜は、桜に灯りをともし、室内の夜桜観賞となりました。

室内に活けてから1週間で桜が咲いたことになります。
今度は、桃の花でチャレンジでもしてみようかな。
春の予感。
2008-03-26
最近は夜明けが早くなり、ようやく暖かくなってきました。早朝、起きることにも苦にならなくなりました。

中央園地のメタセコイヤの木や、柳もぼんやりと春の色となって来ています。

でも、遠くの山々は、まだ真っ白に冠雪しています。

湖畔の桜並木はまだまだですが、少しづつつぼみが膨らみかけてきており、もうしばらくすると、赤いつぼみとなって、並木全体が赤くなります。

ユキヤナギの白い花も付け始めてきました。
やっぱり、春は嬉しいものです。
魚獲り。
2008-03-27
陽気に誘われ、春休みの小学生が、木場潟湖畔の用水路で魚獲りをしていました。
子供のころは、近くに小川が流れ、春になるとよくこのように魚獲りをしたものです。

最近は、子供たちが外で遊んでいる光景に出会うことはありませんが、
めずらしく昨日は魚獲りをする子供たちがいて、真剣に網を掬っていました。

話しかけてみると、ザリガニやドジョウ、メダカが獲れるそうで、前日は貝も獲れたそうです。

久しぶりにドジョウやメダカを見たような気がします。

用水路の脇を見ると、土筆がニョキニョキ顔を出していました。
こんな春の風景が、とても懐かしく思う暖かい日です。
今日のテーマ曲はこれかな。
つくし
2008-03-28
木場潟湖畔の遊歩道のちょっとはずれた脇には、土筆がいっぱい顔をのぞかせています。
春を感じさせてくれるものの一つに、つくしもあります。

つくしがニョキニョキしてくると春本番です。

つくしは、山菜の一つとして、料理して食べられますが、あまり美味しいとは感じません。
やはり、見て、春を感じるほうがよさそうな感じがします。
つくしが終わると、そこにスギナが一気にはこびります。
雑草取りで、スギナと格闘するする季節ももうそこまでやってくるようで、嬉しいやら大変やらで・・・。
今日のテーマ曲はこれかな。
スタンプ
2008-03-29
先日、ブログでもリンクさせていただいているhappy famさんの写真展へ行ってきました。写真展もよかったのですが、会場にスタンプのコーナーがあって、伺えば、ギャラリーChaka Fookのオーナーが、はんこ屋さんの方だということでした。

その日、さっそく「家楽舎」のロゴスタンプを注文し、1週間ほどで仕上がり、昨日ようやく受取りました。

出来栄えはGOOD!

さっそく、スタンプにインキをつけあちこちに押しまくっています。

買ったとき、おまけに、ロゴスタンプが押されたタグと名刺も付いていました。
スタンプやハンコは、押すと本当に楽しいものです。
湖面に映る幾何学模様。
2008-03-31
風のない木場潟の湖面には、時々面白いものが映し出されます。
カヌー用のブイとそのワイヤーもその一つです。

ワイヤーの線の幾何学模様がとてもいいです。

ブイは、横に倒れて、ハートマークが2つ、あるいはお尻が二つ並んで浮いているようです。

もうそろそろ、木場潟のカヌーは本番近くです。
5月には、オリンピックアジア大陸予選の大きな大会が開かれる予定です。
木場潟で育った、松下桃太郎選手の活躍が期待されます。
ガンバレ!桃太郎!