今日から10月。
2007-10-01
以前に記事として書いた、M邸の取材があった月刊マイホームが先日発売されました。写真もうまく撮れ、説明の文章もうまく書いていただき、リフォームのよさが伝わるとてもいい記事となって、掲載されました。

雑誌のPRですが、1冊300円の、建築、不動産情報満載の、地元に根付いたお手軽な雑誌です。

紙面は、写真が多く、ハウスメーカーの紹介もありますが、地元の建築家も度々取材され、建築情報誌として、偏りのないバランスよい構成の雑誌です。
建築を考えていらっしゃる方には、手がかりとしてみるにはとてもいい雑誌だと思います。
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もう一つ、雑誌に掲載された記事として、地元で出版されているグレードの高い情報誌「金澤」に「今月の誕生日」の人として、紹介されました。

チョット引き攣った顔で写っていますが、10月14日は、私の誕生日で、53歳になります。
誕生日には、親に感謝し、周りのみんなにも感謝し、美味しいお酒を飲みたいと思っています。
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もう一つ、昨日開催されたASJ金沢スタジオの建築相談イベントの広告が、地元新聞にも掲載され、参加者として名を連ねて頂きました。
9月はイベントや取材で忙しい日々を送りましたが、今日からは10月。
秋の夜長を有効に使えるよう、今月も頑張ってみようと思っています。
とはいえ、毎日寝る時間は、午後9時か、10時頃で、あんまり変わらないか・・・・・。
彼岸花
2007-10-02
毎年彼岸の入りの頃に、木場潟の土手に赤くて神秘的な形をしている彼岸花が咲きます。
今年は、例年より10日程遅く咲き出しました。
今年の9月が暑い日々が続いたので、咲くのが遅く、これこそ悲願に咲いてくれました。

数日前まで全く気づかず、一気にすくすく茎が伸び、つぼみを持ちます。

花の付き方は、以前に紹介したネムノキの花と似ており、一つの花にいくつかの花が咲き、雄しべが何本ものび、花の形を作ります。

花が開き始めてきました。

開ききった花は、妖艶な感じがします。

彼岸花には有毒成分があるといわれています。
そういえば、山口百恵の「曼珠沙華」の歌詞に
♪マンジューシャカ 恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
白い花さえ 真紅に染める♪
というくだりがあります。
やはり、赤い妖艶な花や、恋する女はチョット怖い。
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ところで彼岸花の別名は「曼珠沙華」と書いてマンジュシャゲといいますが、山口百恵の「曼珠沙華」はマンジュシャカと呼ぶのは、「待宵草」のようになったからだろうか?
10月の夜明け前。
2007-10-03
朝、目覚めると、紫色の空を背景に白山のシルエットが見えました。急いで、パジャマ姿のまま、カメラを持って木場潟湖畔に行き、何とか夜明け前の写真を収めることができました。

今頃の日の出は東にありますが、冬至頃の日の出は、もっと南寄りになり、白山のシルエットももっときれいに見えます。
でも、夜明け前の幻想的な景色はいつ見てもきれいなものです。

このままの写真ではわかりませんが、写真をクリックして、さらに右下の拡大コマンドをクリックして左上をみると、白い点が見えます。
濃紫の空に輝く金星です。

これからは、日の出が遅くなってくるので、夜明け前の幻想的な木場潟湖畔の風景が見られるのが楽しみです。
ジャパンテントのその後。
2007-10-04
毎年、石川県で開催されるジャパンテントは、私のブログの8月に記事にしました。
先日、今年アトリエにやってきた中国からの留学生Yiさんから、ジャパンテントの思い出がとてもよかったと、お礼にお土産を送ってくれました。
Yiさんは、ジャパンテント後、中国へ帰省し、9月に日本へ戻り、ようやく、夏休みが終わって、再び勉学が始まったようです。

中国には、いろんな健康茶があるようで、運動不足の私にと、お茶を送ってくれました。

Y婦には、シルクのとてもきれいなスカーフ。

母にも、見事な扇子。

そして、もう一つスペシャルな手紙が入っていました。
昨年、アトリエで受け入れた、Pさんからの手紙でした。
Pさんは、パキスタンからの留学生で、偶然にも、Yiさんと同じ東京大学大学院の研究室の隣同士で、Yiさんたちが学校が始まり、彼らがジャパンテントで同じホストファミリーだったことがわかり、Pさんが心のこもった手紙を書いてくれました。
毎年、ジャパンテントで留学生を受け入れていますが、このように大切な思い出として残り、その後も連絡が続くことは、本当に良いものです。
そういえば、今年4月に帰国したマレーシアのSさんからの連絡も嬉しいものでした。
留学生たちには、たくさん勉強して、そして日本の文化に触れ、これからも長く頑張ってもらいたいものです。
Yiさん、Pさんお体には気をつけて、たくさん勉強して、明日を担う立派な人間になってください。
手負いのTOGO。
2007-10-05
久しぶりのTOGOです。TOGOは、10月27日生まれで、もうすぐ1歳になります。

毎朝夕、木場潟散歩し、たくましくなってきました。
でも、ワラビシ顔(小松弁で、あどけない顔という意味)はまだ残っています。

散歩の時、「大ちゃん」という友達に会うとき、いつもフセをして待っています。

相変わらず、庭では、ボール遊びが大好きで、駆けずり回っています。

そんなTOGOが先日から、右手を触ると痛がるので、獣医のN先生の所で見てもらいました。

足にオデキのような赤いものがあり、薬をつけてもらい、
ショッキングピンクの、ど派手な包帯が巻かれました。
飼い主に似て、目立ちがり屋のTOGOです。
でも、包帯なんかすっかり忘れ、オモチャに夢中で、「なんだ!こいつ!」っていう感じです。
秋の風景01。
2007-10-07
昨日の土曜日、秋晴れの天気で、木場潟散歩も気持ちよいものでした。
湖畔のススキも風に吹かれ、やや沈みかけた太陽の光を受けキラキラ、穂が輝いていました。

翌朝も朝焼けがきれいで、ススキの穂のシルエットがとてもきれいでした。

渡り鳥の雁たちが、木場潟に増えてきました。

ススキや雁の風景を見ると、日本の秋の風景だと、しみじみ思います。
ブログでのご縁。
2007-10-09
コメントをいつも送って下さるALOHA~♪さんファミリーが、一昨日、大阪から突然、訪ねてこられました。TOGOとの散歩を終え、庭で遊んでいたところ、レアールシェフからの電話で、これから、ALOHA~♪さんがアトリエに訪ねていくとの電話が入りました。
予感はしていましたが、全くの驚きでした。

一緒にレアールバールでお会いしたことのある「ぱおぞ~」さん親子も遊びに来てくれました。
ブログではTOGOとのお話相手、ALOHA~♪さんちのはなちゃんと初対面。
心が通じ合っていたのか、すぐに仲良しに。

はなちゃんは、庭を駆け巡り、大喜び。
はなちゃんはその日が4歳の誕生日。何かプレゼントをと思っていたところ、訪ねてきていただき、ドッグランがはなちゃんへのささやかなプレゼントかな?

TOGOと同じくボール遊びが大好きみたい。
写真にはありませんが、TOGOがはなちゃんのボールを横取りし、TOGOのわがままぶりもみんなに披露。
短い時間の訪問にも、みんなが楽しいひと時を過ごすことができました。
次回は、木場潟留学をし、朝焼けきれいな木場潟を見てもらう約束になりました。
ブログを始めて、ALOHA~♪さんや、風花さん、それにレアールバールつながりのあつこさん+コタローシンガーズの皆さんなど、たくさんのいい人と知り合うことができました。
そして木場潟を是非見たいと、アトリエに足を運んでくださいました。
今までになかった、新しい人の輪ができ、不思議な縁を感じます。
こんな縁を大切に、これからも楽しく生活して行こうと思っています。
セイタカアワダチソウ
2007-10-10
日々の散歩や、ドライブをして風景を見て楽しむことが好きでありますが、この季節、どうしても気分を害する風景があります。空き地や中央分離帯などに、蔓延してきたセイタカアワダチソウの風景です。

セイタカアワダチソウの根からは、他の植物の根を枯らす成分を出し、勢力を広げていくとても厄介な植物です。

この花をきれいだと見る人もいるが、風景全体の中で見ると、毒々しい黄色で、日本の秋の風景には似合わないと思う。

最近、木場潟湖畔にも勢力を広げてきました。
今まで、ススキの群生のところがセイタカアワダチソウに取って代わりました。

ススキの風景と、セイタカアワダチソウの風景とでは、日本人のDNAがもつ感性が全く違うと思います。
この厄介な、植物を、絶滅するよう、何とかしたいものです。
少なくとも、アトリエ周りのセイタカアワダチソウは、先日全部刈り取っているが、どうにかならないものだろうか。
冬桜?
2007-10-11
木場潟の散策路には、「千本桜の園」と命名された碑があります。春には、満開の桜が咲き誇り、とてもきれいです。
木場潟桜前線その1
木場潟桜前線その2

先日、今頃に咲く十月桜を紹介しましたが、
もう一つ、ただいま咲いている三分咲きの桜が木場潟湖畔にあります。

北園地の近くの、榾木橋(ホダギバシ)たもとの三角形広場奥にこの桜の樹があります。

おそらく、冬桜だと思いますが、
アメリカシロヒトリに全部やられて、異常な気候に狂い咲いた桜かもしれません。
いずれにせよ、この季節に桜の花が咲いていることには、奇妙な感じがします。
秋雲。
2007-10-12
毎日の散歩で、木場潟の景色を見るのも良いが、時折、とてもアートな雲を見かけ、思わず、パチリと写真を撮ることがあります。特に、秋の季節、晴れていて、大気の不安定なときに、面白い雲に出会えます。

鳥の羽に似ていて「羽雲」といい、
この雲が出だすと、しばらくの後天気が下り坂になっていく。

どんどん雲が広がってゆく。

秋雲の代名詞「鰯雲」である。
子供の頃、秋の野原で遊んでいたときの郷愁が思い起こされます。

あまり区別がわかりませんが、「羊雲」かな?
「女心と秋の空」といいますが、コロコロ変わる秋の空はいいとしても、
最近は女心よりも、男心の変わりようが早いような気がする。
もし、撮れるものだったら、人の心の写真も撮ってみたいものだ。
JICAの研修生。
2007-10-16
10月13日、14日とJICA青年研修事業としてアフリカからの研修生がアトリエにホームステイしました。小松市国際交流協会が中心となり、毎年アフリカからの研修生を受け入れ、
今年は、コンゴ、ニジェール、マダガスカル、ガボンの4カ国から22名の研修生が小松で研修しに来ました。

アトリエにはガボンから研修生で、C氏がやってきました。
C氏は、ガボンで都市工学の仕事をしているかたわら、理数科の教師をしている38歳の青年です。

14日は、小松駅前にて、「どんどんまつり」が盛況に行われ、C氏とともに楽しんできました。
餅つき体験をするC氏。

立礼席の茶会が開かれ、神妙な顔をして、所作を見ているC氏。
いただいた抹茶は、とても不思議な味だと感じたようです。

どんどんまつりでは、小松市国際交流協会によるサンバも行われ、今回の研修生も輪になり踊りました。
カラフルな民族衣装を着て楽しく踊っているのはコンゴからの研修生です。

ステージでは、大阪からサンバ嬢が彩りを添えています。

おとなしく輪に入っているのは、マダガスカルからの研修生。

背が高く、すらっとし、民族衣装も決まっているニジェールからの研修生。

かなりAYAしい女性。
こんな彼らが、小松にて理数科の教育を視察し、母国の教育の参考になればと研修していきます。
Y邸の工事状況
2007-10-17
これまで、工事進行や、模型展等で紹介してきたY邸の完成が近づいてきました。
足場をはずしたら、模型そのものの形が現れてきました。

Y邸の特徴は、中庭テラスがあることで、床のタイルもほとんど貼り終え、気持ちのいいテラスとなりました。

中庭に面し、リビングがあり、大きなガラス戸によりそれらはつながり一体となった空間がつくられています。

スリット状の風穴からは風が抜け、隣地とのプライバシーを気にすることなく開放的な住空間となっています。
もう少しの完成です。
クリーニングされ、家具が入り、灯りが点ると、ぐっといい感じの住宅になると思います。
完成が楽しみです。
虹の朝。
2007-10-18
10月15日の朝、木場潟湖畔に大きな虹が架かっていました。年に数回木場潟で虹を見かけます。
でも、なかなかきれいに円弧がつながった虹を見ることは少ないです。

見慣れた光景に、見慣れぬ色の大きな橋がかけられると、わくわくし、夢を感じます。

そういえば、「オズの魔法使い」に出てきた犬の名前はTOTOだったな~。
一字違いのTOGOと、「虹の彼方へ」を口ずさみながら、散歩してきた虹の架かる朝でした。
冬の使者
2007-10-21
木場潟は、渡り鳥の飛来が多いことで有名です。冬には、雁類が多く訪れ、木場潟湖面でゆっくり季節を過ごしていきます。

今年もようやく第1弾の雁たちがやってきました。

小さな鴨も含め、20羽ほどのファミリーが群れになっています。

珍しく、陸にあがり、ヨチヨチ歩きで散歩しています。
本来、鳥は飛ぶもので、歩く姿は、お尻フリフリで可愛いものです。
これから冬に向かい、もっと多くの冬の使者が木場潟を訪れるでしょう。
鴨を見ながらの散歩もいいものです。
秋の夕暮れ。
2007-10-22
最近は、日曜日といってもなかなか休みが取れず、のんびりと休日を過ごす事が少なくなりました。昨日の日曜日も、あれこれ打合せが続き、夕方になり、ようやくのんびりした時間が作れました。

夕暮れ時の木場潟湖畔は、朝の景色とは異なり、なぜか寂しさを感じます。

ススキの穂や、葦の葉のシルエットが夕日によって、つくられ、より、もの悲しさを感じさせています。

ポカリと浮いた雲も秋の夕暮れのの寂しさを語っているように見えます。
日ごと日が短くなっていき、夕日がつるべ落としのように沈んでゆく秋の夕暮れでした。
日陰の花。
2007-10-23
アトリエの庭の隅の日陰に、秋になるとひっそり咲く花がいくつかあります。
今年の春、長兄から譲りうけた石灯篭などで前庭を作ったのですが、そこにツワブキをあしらってもらいました。
そのツワブキは、次兄の庭先にあったもので、二人の兄からの譲りうけた大切な前庭の花です。
庭を春先に手入れしたので、今年花が咲くかと心配したのですが、見事に咲いてくれました。

スーッと伸びたこの花はミズヒキです。
祝いなどに使われる紅白の水引に似ていることから、この名がつけられたそうです。
白いミズヒキもあるそうで、どこかにあれば、アトリエの庭先に植えてみたいものです。

この花はシュカイドウです。漢字で秋海棠と書くそうで、秋に咲く海棠に似た花から名がつけられたそうですが、海棠の花を見たことがないので、一度見てみたいものです。
こんな花たちが、日陰でひっそり咲いていました。
十三夜。
2007-10-24
昨晩は、十三夜でした。十三夜とは、中秋の名月の十五夜と同じほど、月がきれいだといわれています。
十五夜と、十三夜のどちらかしか観ないことを「片見月」といわれ、縁起が悪いといわれていますが、今年は二つともきれいに観ることができ、何かいいことがありそうな気がします。
それに、ありあけの月まで今年は観ることができ、ラッキーがつきまくるような気がします。

昨晩の月はくっきり見え、ウサギが餅をついているのが見えました。
チョット手振れをおこしていますが、拡大しても何とか写っていました。

何年か前の写真ですが、アトリエで月見宴をしたことがあります。
そのときは、お団子と芋類を供え、ススキを飾って楽しい宴でした。
思えば、中秋の名月のときだったかと思います。
十三夜では、栗を供えるらしく、その月を「栗名月」といわれているらしいです。
いずれにせよ、きれいな月を愛でて、時空を思うことはなんていいものだろう。
母の発表会Ⅱ。
2007-10-26
以前に、母のコーラスのことでブログを記事にしたことがあるが、もう一つ、母の楽しみは書である。昨日、10月25日から29日までの期間、小松大和デパートにて、母が習っている書道教室「すがの会」の展覧会が行われている。

母が、書道を始めたのは10年前の70歳のときからである。
老後の楽しみとして始めたのだが、なにやら最近は全国の特選にも選ばれる程、上達したようである。

細字の和歌を書いて、自分でつぎ色紙として装丁し、出展しました。

佛典「正信褐」からの書で、80歳には感じられない力強さがありました。

先生から額をプレゼントされ、先生とともに発表できました。

書の内容は、80歳になった自分をツワブキにたとえて書いたもので、母らしいものが書かれていました。
こんな80歳といえども、まだまだ元気な忙しい年寄りの母です。
まだまだ元気でいてほしいものです。
グレートTOGO
2007-10-27
TOGOは今日1歳の誕生日を迎えました。今年の正月にアトリエにやってきて、以来TOGOに振り回される毎日です。
これまでTOGOを記事にしてきましたが、今回は、ダイジェストにまとめて紹介します。
愛犬TOGO
木場潟早朝散歩で出会う犬たち
TOGOの成長
TOGOだけ
TOGOの楽しいシャンプー♪
TOGOの犠牲者
TOGOで癒す
夏だ!プールだ!水浴びだ!
TOGOのパーツ
手負いのTOGO

いろいろ紹介してきましたが、少しずつ成長してきていることがわかります。
まだ、わらびし顔のTOGOですが、無事一歳になりました。
ちなみに今日のタイトルを、懐かしむ人はどのくらいいるかな?
紅葉Ⅰ
2007-10-29
アトリエの樹木もそろそろ紅葉してきました。
大好きなカツラの木も黄色くなり始め、葉を落としています。

夕日が当たると、赤い光が透けて、柿色に染まっています。

花水木の葉も、真っ赤に紅葉し、はらはら落葉しています。

日本の色の名前は、植物からの名前が多く、この色は紅葉色とでも言うのだろうか。
これから、いろんな木々が色づき始め、楽しみであるが、落ちた葉っぱの掃除を考えると、少しばかり憂鬱になる。