モミジの花。
2007-05-01
木場潟の樹や、アトリエの樹の写真を撮る習慣がついて、今まで気にも留めなかった樹の花などに目が向くようになりました。
イロハモミジの花ですが、秋に種がつくことを思えば、花がついてあたりまえなのに、
今まで花がつくとは考えもしませんでした。

花は、暗紅色の房状についていました。

モミジの種類が多くあって名前がわかりませんが、
別のモミジの樹にも、種の原型がついていました。
これが果実なのかな?
ショールーム巡り。
2007-05-02
今日は、少し真面目に建築のことについて書いてみます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
建築の設計をしていると、いつも勉強をしなければなりません。


ひとつは、今問題の建築耐震構造や、建築防災、快適な環境空間を守るシックハウス対策など、とてもややこしい建築基準法を理解していなければならないことです。(頭が痛くなりそうだ~!!)


もうひとつは、実際に建築される時の工事全般の技術のことで、材料、仕上のことなど、基礎の鉄筋から壁、屋根、電気設備など、沢山の知識を身につけてなくてはならないことです。(体の身は沢山ついているのにまだ付けなければならないのかい!!!)

さらには、デザイン、予算のソフトの部分が建築の良し悪しを決めるとなると、
施主の「夢」に応えるセンスも磨いていなければならなく、言って見れば「何でもが勉強」のようなものです。

そんなこんなで、先日、キッチンや洗面化粧台などの水廻りの新しい製品の比較を勉強するためにショウルームを巡ってきました。






昔の建物は、例えば茶室を思い浮かべてみると、木と土と植物(藁や竹)の身近な少ない材料で建てられていましたが、
今日の建物は、その材料も製品化され、使われるサッシュや瓦、設備機器など大半が既製のものを組み合わせ、建てられています。
その良し悪しはあるにしても、予算・工期を考えると、製品化されたものを使うことが実際に多くなってきています。
これも、設計の抽斗(ひきだし)だと思って、勉強してきました。



木場潟、ゴハンのアトリエから
2007-05-03
昨日のブログのコメントで、星の王子様

確かにその通りです。

また、ブログを見たよと、声をかけてくださる方も、大概料理ネタのことで、「美味しそう」「盛付がきれい」「すごい量」と反応が非常に多いです。
私のブログは、木場潟の風景や、アトリエの日常、建築のエッセイをお伝えするつもりが、どうも別のところで反応してしまったようです。
これじゃ、「木場潟湖畔のアトリエから」ではなく、「木場潟、ゴハンのアトリエから」になりそうです。
あまりアトリエの食卓風景をお伝えすることが本意でありませんが、今日は、まとめて4卓紹介します。
戸井鮮魚編

「ツマジロー蟹のパスタ」 器は「山本長佐」
「プチトマトとキュウリのサラダにタコのガーリックソテーの付け合せ」
「ジャガイモの自家製マヨネーズ和え」

「ばい貝のエスカルゴ風味オーブン焼き」
「トマトとモッツアレアチーズのはさみサラダ」 器は「ツエツエ」のオーバル。
「ソーセージ」に「自家製パン」
タケノコ料理編

「ハムとチーズのタケノコはさみ揚げ」(近所のUさんの竹林で採れたタケノコ)
「タケノコの若竹煮」(同上)
「子持ち甘エビとイカの刺身」(戸井鮮魚謹製)
「こごみのからし酢味噌和え」
春の味覚をテーマとした食卓でした。

「タケノコのグラタン」
「タケノコの柚子胡椒風味のバター炒め」 (いつも行くK理容店からの頂き物)
「鶏肉の蒸し焼き」
こんな食べ物が僕の胃袋に入り、後は、身となりブタとなりました。
そして、「料理の鉄人シュフ」の胃袋に入った料理はどこに消えたのでしょう?
5月は葉っぱの季節です。
2007-05-07
4月が花の季節であれば、5月は葉っぱの季節です。新緑が目にまぶしく、清々しい気持ちになれます。

桂の葉もすっかり一人前の葉っぱになり、目を引く緑になりました。

枝につく葉っぱに表情があり、とても可愛く付いていました。

なんだか葉っぱが歌を歌っているようでした。
朴の木の開葉(その2)
2007-05-08
先月、「朴の木開葉」を紹介しましたが、その後の成長した朴葉をブログしてみます。
あれから葉っぱジワリジワリ開いていきました。
まだ、葉っぱはやや丸まっていますが、いかにも「成長しているぞ!」と植物の成長が伝わってきます。

まるで、手のひらをパッと広げた様に開葉していきます。

完全に開ききった葉です。
これからもっと大きくなり、朴葉味噌に使われる葉のようになります。
しかし、残念なのは、アトリエに植えてある朴の木の場所が、風当たりが強く、
葉が大きいゆえ、これからは、葉がぼろぼろに裂け飛んで無残な葉になります。

朴葉をワンセット?切り、水で洗ったら、水をはじいて大きな水玉ができました。
これで、今日の、朴の木の観察日記はおしまい。
ハイ、良くできました。

ボルボ240GL
2007-05-09
アトリエのもう一台の愛車は「ボルボ240GL]です。この車は、義弟から譲り受けたものですが、僕が乗ってから、かれこれ5~6年になります。
最近の車は、どれもが丸みのおびたデザインで、何か物足りないですが、「ボルボ240」は角ばっていて、大変お気に入りの車で、今でも人気の車です。

車は長く見えますが、長さは3ナンバークラスと同じです。
長く見えるのは、車高が低いからです。
デザインするとき、プロポーションが大切といいますが、ボルボのプロポーションを見ていると、いろんなバランスで美しいと感じます。

トランクボックスには、TOGOの移動用ゲージが常備されています。
家楽舎(カガクシャ)のシールの貼った赤いボルボを見かけましたら、是非合図してください。

実は、先日走行距離が19万キロを超えました。
エンジン快調で、どこへでも、まだまだ走れます。
友達の、欣○さんのルノーエクスプレスは、メーターが一回りしてもまだ走り続けています。
結局、車を買い替える理由はデザインが古くなったという人が多いですが、あまりモデルチェンジのしない、いいデザインの車に乗り続ければ、いつまでも長く乗れると思います。
ちなみに、車のメンテナンスは、日本自動車博物館の車もメンテナンスしている「S自動車」です。

ボルボのミニチュアカーはあまり出回っていません。
ようやく見つけた、お宝物です。
TOGOの成長
2007-05-10
愛くるしい目をしていたTOGOは、6ヶ月を過ぎ、少しづつ大人の犬に成長してきました。体重も8kgを少しきる位の大きさにまで育ちました。
久しぶりにブログに登場しますが、大きくなったTOGOを紹介します。

朝夕の散歩のせいか、脚はがっちりし、力強いTOGOになりました。

でも、表情は、まだ子供の顔をもって、やさしいTOGOのままです。

じっと、考え込んで、哲学者のような表情を見せるときは、先代のコルビュジェと似ています。

巻きシッポは、柴犬の特徴です。
シッポの先端には、黒毛があり、全体の体毛も全くの赤毛ではなく、少し黒が混じった色です。
お利口なTOGOに育ってもらうために、日々ガマン比べをしています。
サインペン
2007-05-11
僕は、建築のプランを練るときや、現場で職人さんと打合せをするとき、いつもサインペンでスケッチをしています。サインペンは、紙のすべりがよく、色も鮮やかだし、手を動かしていてもとても楽しくなるペンです。
このサインペンについていつも感じることは、
子供の頃からあるペンで、形も変わらない、いわばペンの定番じゃないかということです。

ラフなスケッチをするときは、本当に描きやすいペンです。

形もシンプルで、色もきれいで、長年変わらない優れものです。
でも、少し考えてみると、
このサインペンは、商品名=一般名詞で、水性ペンのことを、サインペンと呼ぶことが多いのではないだろうか。
そこで、身の廻りのもので、同様に、商品名=一般名詞のものを思い浮かべてみれば、結構あると思います。
(意外に、一般名詞だと思っていたものが、商品名であったりして。)
例えば。
サインペン
シャープペンシル ・ マジック
ホッチキス ・ セロテープ
サランラップ
バスクリン ・ マジックリン
サロンパス ・ ホッカイロ
カップヌードル
ウォークマン ・ 写るんです
・
・
・
これらの商品は、おそらく、世に出たオリジナルのもので、爆発的に売れたものが多いではないかと思います。
また、ネーミングも素晴らしく、最初に考案した人は、本当に尊敬します。
僕も建築をやっていて、建築が画期的にデザインされ、それが、一般化されるようになれば、すごいな、と思うことがあります。(無理だろうけど!)
ちなみに、他に思いつくものを考えていると、結構面白いし、商品の哲学がありそうで、是非思い巡らしてみては・・・。
サクランボ♪
2007-05-14
満開だった桜の花が散り、いつの間にか、サクランボがついていました。リンゴや柿の実は、もっと後に実るのですが、桜は、すぐに実となり種をつけます。

サクランボといっても、不味くて食べられるものではありません。

アトリエには、何本かの桜の木がありますが、
最初は、鳥のフンに、桜の種が混じっていて、それが自生し、
さらにその桜の種から芽が出て、大きくなったものが多いです。

これが、全部食べれるサクランボならば、とても嬉しいのだが・・・。
百花繚乱
2007-05-15
木場潟湖畔の春は、ユキヤナギやレンギョウに始まり、桜やツツジの花が咲き、5月の初旬は藤の花が満開になり、いろんな花が次から次へと咲いてゆく、いわば百花繚乱の趣です。

毎日、TOGOの散歩のときに横目で見ていた藤棚も、花房が垂れ下がり、少しは「華」のある棚となりました。

ベンチに寝そべって見上げてみれば、心地よい花の天井で、
ここでちょっと一杯お酒を飲みながら、藤の花見をすれば最高だろうな。
ところで、なぜ、桜で花見をするのに、藤で花見をしないのかな?

藤の花は、よく見れば、心が和らぎ、古来の歌には必ず歌われる日本の心を思わす花だと感じます。
今年は、ブログのおかげで、藤の開花をつぶさに見ることができました。
ブログを始めて、儲けものをしました。
水面に映るもの
2007-05-16
木場潟散歩していると、日々木場潟の表情が変わって見えます。風のない日の水面は、鏡のような水面になり、いろんなものを映し出します。
とりわけ、冬、湖面に映し出される逆さ白山はとてもファンタスティックです。

カヌー用のブイのワイヤーが幾何学模様に映し出され、面白いリズムの湖面がありました。

最近仕掛けられた漁場の竹も、面白く映し出されていました。

風が吹くと、ゆらゆらした湖面となり、水面っていろんな風に変わる不思議なものだと感じます。
これから、夏に向け、いろんなものを映し出すんだろうな。
「バブ」は楽しい!
2007-05-17
お風呂は、体を洗うためだけのものではなく、家族でワイワイ会話しながら入ってコミュニケーションをとる場であったり、
1人でゆっくり浸かりながら一日の疲れをとる、大切な場所だと、いつも心がけて設計しています。
その補助として、我家ではお風呂には、いつも入浴剤をいれて楽しんでいます。


最近、ホームセンターへ行くと入浴剤のコーナーが広くなっていますが、
我家では、いつも花王の「バブ」を入れています。
最近、種類が増え、メーカーも楽しんで開発しているようです。
ポピュラーな、「ひのき」や、「さくら」の入浴剤のほかに、ハーブの種類もあります。

(画像は、ダブルクリックすると大きく見れます。)

ここら辺からおかしくなってきたのが、「ミルクティの香」や「バニラの香り」で、
香もまさに甘くミルキーなで、気分によってはいい気分になれます。

最初は、べとべとしているのではないかと思ったのですが、
意外や、むしろサラッとした風呂上りになれます。

他にも、飲料系やフルーツ系もあり、さわやかな気分で楽しく入れます。
他に、どんな種類の入浴剤があったらいいか、面白いか、想像するとまた楽しいです。
例えば、デミグラスソースやカレー風味の入浴剤だと、体が「具」になりそうでだめだな


オードリーヘップバーンの入浴剤だったら、一日中浸かっていても良いし、シアワセに包まれるだろうな・・・


でも、オードリーヘップバーンの匂いってどんなんだろう。

あ~、想像するだけでも楽しい。

最新記事はこちらです。
http://kagakusha.blog80.fc2.com/blog-entry-790.html
春の木場潟風景。
2007-05-18
木場潟の風景をあまり紹介していなかったので、ここらでまとめて春の木場潟をBLOGしてみます。
5月連休の頃の、樹木が芽吹き始めた木場潟湖畔の風景です。
新緑の優しさが目に映り、爽やかに春風が吹いていました。

毎朝の散歩コースとなっている、北園地の広場です。
大きなポプラの樹は、4本あったのですが、昨年の台風で根元から倒れ、現在は3本です。
それにしても、いい散歩コースです。

中央園地で、新緑の中を散歩するTOGOです。

中央園地のサッカー場にある、藤棚です。
なんだか、人の出会いだか、別れだかが始まりそう。

漁をする、雨上がりの静かな湖畔。
時間が止まったようです。
トリゴラス
2007-05-19
僕の、周りにはユニークな人間が多い。その1人に、Tさんという銅版画家がいる。
Tさんは関西生まれで、作品は一見見ると子供の絵のようだが、
入り込んでみると、すごいセンスの作品をつくる、尊敬する版画家だ。
そのTさんと、先日飲む機会があり、絵本の話になった。
彼のお勧めの作家は、知り合いでもある「長谷川集平」であり代表作は「はせがわくんきらいや」ということでした。
絵本のことはあまり知識がないので、早速、昨年小松にできた「空とこども絵本館」で長谷川集平の絵本をシュフに探しに行ってもらった。

残念ながら、その本は見当たらなく、「トリゴラス」という絵本がありました。

「トリゴラス」の内容は、風の吹く夜に、少年が風の音で妄想する話で、
風の音が「トリゴラス」という鳥の怪獣に違いないと想像し、そして想像がどんどんふくらみ、、
トリゴラスが街をメチャクチャにしていくという、子供のメルヘンとはおよそほど遠い、すごい絵本でした。
それと、文章が関西弁であるので、なおさらすごさがありました。
でも、なんだかわからないけれど、これがまたいいのです。

さすがTさんおすすめの絵本。
妄想的?創造的?で、なんだかTさんに近いものを感じました。
ワインの試飲会
2007-05-20
小松お旅祭りに、いつもワイン等をお願いしている、みなみ酒販さんへ立ち寄りました。南酒販さんは、毎年5月のお旅祭りと、10月の「どんどんまつり」に、
ワインとチーズの試飲会を行っており、毎回必ず参加しています。


ワインは、日常飲むのは780円~850円のものと決め込んでいるのですが、
試飲会のときは、清水の舞台から飛び降りるつもりで、1500円位のワインを数本購入します。
今回のワインも、値段の割にはいいワインでしたので、大奮発して3本買いました。
美味しかったのは、普段飲まない甘口の白ワインで、
貴腐ワインの一歩手前の完熟した葡萄でつくったもので、とても飲みやすいワインでした。

これは、食後酒にするには、もってこいと思い、
そして、お茶の先生がこの手のワインしか飲めないということで、2本買いました。(左端の白ワイン)

南酒販さんへ行くと、店の人がお酒好きなので、お酒の薀蓄をいっぱい聞かされます。
それに伴い、チーズの薀蓄もいっぱい聞かされます。
でも、お酒好きゆえ、的を得て、僕にとっては、ありがたいお店です。
今回は、新しくカマンベール・カンパーニュが出たので、それも買いました。

ワインだけでなく、いい地酒

ちなみに、我家では、「手取川 吉田蔵」がお気に入りで、いつも飲んでいます。
やはり、こんなお店が身近にあり、お魚も美味しいし、惣菜の美味しいお店もあるし、木場潟もきれいだし、TOGOも可愛いし

来るべきものがやってきた。
2007-05-22
先日、車のボンネットに、黒い粒が沢山落ちていました。もしやと思い、ボンネットの上空を見上げると、案の定、樹が毛虫にやられていました。
黒い粒は、毛虫のフンだったのです。
昨冬は、暖冬で、おそらく今年は、害虫が多く発生するだろうなと恐れていましたが、
的中、もう毛虫が発生しました。

毎年、6月ごろにアメリカンシロヒトリ(白人のアメリカ人1人ではありません)が発生するのですが、
今回の毛虫は、コナラの樹についた毛虫で、駆除に来た人も、はじめてみるものだといっていました。
(写真に撮ったのですが、あまりにも寒気がするので今回は載せません。)
他に、山茶花や、椿の樹にも「チャドクガ」がいたそうで、
話によれば、今年もう山茶花が全滅した家もあるそうです。

早速、殺虫に来てもらいましたが、
最近の防虫・殺虫剤は、いろんな規制が多くなり、毒性もかなり弱くなっているそうで、
毛虫が大きくなる前に散布しておかなければ、効き目がないそうです。
毛虫が、完璧に出ないようにとも思いますが、体に害があるのであれば、致し方ないと思います。
やはり、早めの散布にかぎるのかな。
散布の後、TOGOは、2日ほど、庭に出られず、ストレスをいろんなものにぶつけていました。

カヌーの朝練。
2007-05-23
先日から、好天続きで、木場潟の風景も穏やかです。
早朝のカヌーの練習風景を見かけました。
静かな湖面を、すべるようにパドルを漕いでいました。
いい空気で、気温もちょうど良く、気持ち良いだろうな。

カヌーの漕艇は、シンプルに機能的に作られており、とてもきれいなデザインです。
コックピット?に体を入れ、水面と同じ高さで木場潟の風景を見ると、また違って見えるだろうな。

スレンダーな形は、水の抵抗を少なくしたデザインで、
これも、選手や関係者、デザイナーがいろいろ検討して作り上げてきたものだと思います。
シンプルな形には、いろんな思いがこめられていることが伝わってきます。
「野草」も楽しい!
2007-05-24
木場潟を散歩していたり、アトリエの周りを巡ってみると、多くの野草に花がついていました。
昔から良く見かける、野草で、「ヒメジョオン」(姫女苑)といいます。
草むらの中に、すくっと立ち上がって白い花を付けていました。

「ヒメジョオン」と似た野草で、「ハルジオン」(春紫苑)といいます。
花は、薄紅色で、清楚に咲いていました。

「ミヤコワスレ」という花です。
女房が、嫁に来るとき株分けして持ってきた、花嫁道具の一つです。
思い出深い花で、大切に育てています。

「ニガナ」(苦菜)という野草です。
最近、アトリエに増えてきた野草で、黄色い小輪が野草らしい風情を見せていました。

木場潟の散歩コースに道脇に咲く、ひょろ~っとして伸び、小さな紫色の花をつける野草ですが、
図鑑を調べても名前が分からないので、誰か教えて・・・。

「ニワゼキショウ」(庭石菖)という野草です。
これまで、目に止まらなかった野草ですが、ブログをはじめて、注意深く見るようになって見つけた、小さな可憐な花です。
お金を使って、遠くへ行かなくても、身近な野草を見つけ、観賞するだけでも
いっぱい楽しみがあると思います。
フラワーガーデンのバラ。
2007-05-25
木場潟湖畔の並びで、映像作家のHさんのスタジオにある、夫人のKさんが丹精こめたフラワーガーデンへ遊びに行ってきました。
今の季節はバラの見頃で、ガーデンは、いい香りが全体に漂い、
素晴らしく手入れされていました。

バラは何種類もあり、説明を聞いたのですが、
あまりの美しさに、話は右の耳から左の耳へ。

花だけでなく、コーナーの仕掛けも、
本当にガーデン造りを楽しんでいる様子が伝わります。

いろんな花が、あちこちに咲いています。

パリブルーのガーデンチェアでティタイム。
う~。グッドですね~。
麦畑。
2007-05-26
シトロエン2CVが生まれた時のコンセプトは、「2人の大人と50kgのジャガイモを積んで、60km/hの最高速度が出せる車。
農道などの悪路でも、籠に積んだ卵が割れない快適な乗り心地の車。」
というものでした。
言って見れば、フランスの田舎の農村で走る事をイメージして、生まれた車である。

木場潟湖畔は、最近麦畑が多くなり、フランスの田舎風景を思わすようになって来ました。
そこで、天気が良かったので、愛車に故郷を思い出させようと、麦畑へ連れ出しました。

車窓からみる広がった麦畑は、なかなかのどかでいい感じ!

遠景の湖畔の木が、もう少しフランス片田舎風になっていればなおさら。
でも、広がる農村風景は、これでも十分。

麦の穂を良く見ると、とても素敵なアート。

ついでにボルボ240もお供に。
こんな5月の晴れた日の、近場のドライブでした。
エゴノキ
2007-05-27
家楽舎のホームページでも読めるようになっていますが、昨年まで南加賀で発行しているFAVOというフリーペーパーで連載していたコラム、
「家楽する心」(かがくするこころ)に、住宅と樹木のことについて書いたことがあります。
(「Vol.10窓の向きと樹木」「Vol.19シンボルツリー」)
住宅を設計するとき、植栽は重要なものだと思っています。
快適に過ごすことや、建物の雰囲気をつくる補助として、樹木の選び方には大変気を使います。
これまでに、設計してきた住宅にもいくつかの種類の樹を植栽してきましたが、
そのひとつに、「エゴノキ」があります。

中庭などに植栽すると、今頃の季節に、純白の小さい花を付け、目を楽しませてくれ、
和洋どちらにでも似合う樹です。

写真は、木場潟湖畔に植えられている「エゴノキ」で、
この季節は、花に、クマンバチが、蜜を吸いに沢山集まってきます。
「エゴノキ」の名の由来は、樹皮に含まれる刺激物がのどをえごくすることから、らしいですが、
まさか、樹皮をかじる人間はあまりいないと思うので、気にしないほうが良いと思います。
むしろ、可愛い花を楽しむ心の余裕のほうがもっと大切です。

もうひとつ。
そのエゴノキの横に、不思議なものを付けた木がありました。
図鑑で調べると、カバノキ科「クマシデ」という木で、その花でした。
松の花や、藤の花のツボミ、朴の木の芽など、葉っぱなのか、花なのかよく分からないものが沢山あります。
このままいろんなものを調べ続けていくと、植物の先生になれるかも?
地鎮祭
2007-05-28
昨年末より、建築の設計を進めていたY邸が、先日ようやく「地鎮祭」を迎えることができました。地鎮祭とは、建てられる土地の霊を鎮め祭る儀式で、一般的に工事前に、神主、施主、工事関係者等で行われものです。
万物にはすべて霊(生命)があるという日本人の考え方から、
土地にも大地主神(おおとこぬしのかみ)という霊があり、
建物を建てるとき「この土地に建てますよ」と、その霊にご挨拶する意味で地鎮祭が行われます。
もうひとつ、その土地を守っている産土神(うぶすながみ)や、
かつてその土地に係わった生命あるものに、お供えをして、
どんな人が、どんな工事をしますから、ご了解をお願いし御守りくださいと
お願いする意味を持った祭りでもあります。

お供え物は、米、塩、水、お酒、野菜や果物の野のもの、昆布や海藻の海のものを、
祭壇にお供えします。

基礎工事をするとき、鎮め物といってこの箱を、基礎の要のところに埋めます。

建ち前のとき、屋根裏に、家を御守りくださいと、この札を取り付けます。
これから、Yさんがこの土地で、住まいをされていきますが、
御家族が健康で繁栄されますことを、心から祈念いたしました。
また、工事中、事故のないようにも、霊(神様)にお願いしました。
こんな厳かな儀式が先日あり、これから工事の始まりです。
山法師
2007-05-30
先日、エゴノキの植栽について書きましたが、住宅に植える樹で、もうひとつ多いのが、山法師(ヤマボウシ)です。山法師は、今頃の季節に白い花を付け、最近では街路樹にも使われる樹です。
花は、木のテッペンに覆うようにつけるので、下からは見えにくく、
2階から見下ろして見えるところに植えることが多いです。

白い十字の花と、緑の葉っぱのコントラストがとてもきれいです。

紫蘭(シラン)の花と一緒に、竹籠に活けてみました。

別の竹籠にも、ミヤコワスレの花と一緒に活けてみました。
5月は、花と葉っぱを楽しむことが多い、楽しい季節です。
四葉のクローバー
2007-05-31
木場潟湖畔を散歩していても、アトリエの庭のも、クローバーの群生が多く見受けられます。子供の頃、クローバーで花飾りを作っていましたが、
最初不器用で、うまく作れなく、居残りで作らされた記憶があります。

毎年、庭で四葉クローバーを見つけます。
昨年は、1ヶ所にまとまって、四葉クローバーを沢山見つけましたが、
今年は、探し方が下手になったのか、あまり見つかりません。
五つ葉クローバーも見つけたことがありますが、あまり、縁起が良くないといわれるので、
そのままにしておきました。

四葉クローバーは、幸福を呼ぶと言われていますが、
あまり日常が変わらないので、どうだか?マークです。

四葉クローバーの押葉をつくりました。
大切にとっておいて、もう少しシアワセになれればなあ~。
(画像は、スキャナで撮りました。)