初めてのブログです。
2007-04-01
本日、2007年4月1日からブログを始めることにしました.



身近な人たち




今日は、エイプリルフールです。ウソにならぬようできるだけ続けて行こうと思っています。
また、「ボログ」にもならぬよう、きれいで楽しいブログを目指します。

これからもよろしくお願いします。

僕のアトリエの窓から見える白山です。昨日は特別に白山が白い山でした。毎日、白山と木場潟の風景と暮らしていますが、日々、季節ごと表情が変わり本当に目を楽しませてくれます。
下の写真は、アトリエの屋根からの春夏秋冬の定点撮影です。

「春」 田んぼ一面に水が張られ、いよいよ農作業の始まりの、うきうきした気分の季節です。

「夏」 青々した田んぼの緑が目にまぶしい初夏の朝です。

「秋」 実った穂が黄金色に変わる実りの季節です。

「冬」 あたり一面が雪化粧の、冬の晴れ間のもうけものの一日です。
こんなアトリエから写真と共にブログをお送りしてゆきたいと思っております。よろしくお願いします。
日曜日の木場潟散歩
2007-04-02
昨日は、久々の日曜日がゆっくりできる日だったので、妻と愛犬TOGOとで木場潟一周してきました。TOGOははじめての木場一周だったので途中からはハーハーゼーゼーでしたが何とか無事帰ることができました。ようやく暖かくなり桜もちらほらほころび始め、いろんな形で多くの人達が休日を楽しんでいました。
西園地広場でパラソル広げて家族でバーベキュウ。あ~いいにおい。

お父さんがピッチャーで坊やはバッター。外野に守るはお姉ちゃん。行く道は星飛雄馬か松井秀喜。

男3人でサッカーでもやるか。

男のロマン。釣り人。

親子揃ってローラースケート。なかなかうまいぞ。

老年パワーのパークゴルフ。それにしても達者が何より。

いろんな人がいろんな思いの散歩。
こんな休日を木場潟で多くの人が過ごしていました。
アトリエに咲く春の花-1
2007-04-03
だんだん春に近づいてきました。アトリエの木や植物に花を付け、彩りも良くなってきました。少し前の写真も含めて花を紹介しましょう。
マンサクの花です。「マンサク」の由来は「まず咲く」からきているそうです。それゆえ、2月後半の寒い頃から最初に花を付けます。なんだか花らしくない花だけど、不思議な感じで好きです。

ご存知スイセンの花です。株をあちこちに植えたのであちこちに黄色い花が咲いています。

クロッカスの花です。今年は黄色と白色を植えたのですが、黄色はもうすでに終わってしまいました。雪の下から芽を出し、がんばって寒い冬を越えてきたと毎年声を掛けています。

アネモネの花です。今年は白色と紫を植えようやく花を付けました。春らしい花です。

上を見上げれば白木蓮の花が咲いていました。街路樹としても良く見かけますが、街路樹の中では好きな樹木です。なんだかティッシュペーパーを丸めて木に付けたようで。
やはり花を見ていると春を感じます。
子供のときはあまり思わなかったが、年をとったのかな~。
橋立港の戸井鮮魚さんのおいしいお魚。
2007-04-04
いつも、お魚を届けてくれる戸井さん夫婦。橋立から直送で新鮮、プリプリのお魚。お魚も新鮮です。夫の良平さんは、かつてダイビングにはまり、レストランのコックを務めたりしたこともある、魚と料理には詳しい頼もしい男である。

そんな彼ら夫婦が持ってきてくれるお魚は美味しいのはもちろんであるが、元コックだけあって、料理の仕方まで教えてくれるありがたいお魚屋さんである。
僕のアトリエには火曜日と金曜日に訪ねてきてくれますが、「今日のお魚は・・・」から始まり、料理の仕方、いろんな話題、あれこれワイワイ言いながら楽しいひと時を過ごさせてくれます。

軽のワンボックスカーをうまくお魚屋さん風に改良して橋立からわざわざ来てくれます。
棚などはもちろん手造り。

今日は、渡り蟹と、はたはたの小さいのがうまいと、お勧め。甘エビもこの前解禁になり美味しそう。

小ぶりだが活きのいい鯵だと説明する奥さんの麻由子さん。上のラックには美味しい手作り惣菜。

お魚が決まるとその場で調理してくれ、女房もおお助かり。

なんだか動く厨房みたいでかっこいい。

そして今夜のディナーは、渡り蟹のペンネのパスタ。(最後に生クリームを入れるとコクが出、美味しいと教えてもらい、そのように調理したら本当においひぃ~。)
それにプリプリノのはたはたのから揚げ。(これも最高にうまい。)
本当に戸井さんいつも有り難う。感謝しています。

M邸リフォームが完成しました。
2007-04-05
1月より工事を進めてきた若い夫婦の住宅の改装がようやく完成いたしました。既存の建物は、祖父が隠居場として思いをこめて造られた趣のある、素晴らしい和風建築でした。しかし部屋のしつらえは、和の建築ゆえ、暗く、それぞれの部屋の広さも狭く若い新婚夫婦にとっては、住むには少し抵抗を感じるようなものでした。
最初は、いい建物だから最小限に手直しをしてはどうかと提案しましたが、「いくらいい部屋でも使わないなら、なお、もったいないので全面的に改装してほしい」という要望で、今回思い切って全面改装しました。
次の3枚の写真は改装前の部屋で、10帖間、6帖間、8帖間の3部屋が並んでいました。



それらの部屋の間仕切りを取り払い明るく広々とした部屋に改装しました。

広がりがあるリビングとダイニング。3角形のテーブルは造付テーブル。
左の棚はTV台。天板は既存の飾棚をそっとはずし再利用しました。

明るくなったリビングと畳コーナー。奥の畳コーナーは障子によって仕切ることも可能。
赤ちゃんのおやすみ場所としても畳は欠かせない。

奥は対面式キッチン。キッチンも明るく使いやすい。
祖父の残した建物の面影を残し、生活する場を使いやすく明るくリフォームして、これからカーテンやソファー、椅子などが入れば新しい生活の始まり。
灯りが点った部屋で過ごす生活を想像すると本当に寛げる部屋になるでしょう。
Mさん快適に、そして長く大切に住んでください。

4月だというのに霜が降りて。
2007-04-06
4月だというのに、早朝はかなり冷え込みました。外に出てみると、あたり一面霜だらけ。これはいい被写体があるぞと飛び出したら・・・。
雑草に霜が降り、砂糖をまぶしたようでなんだか美味しそう。

ベンチの木にも霜が降り、不思議なアート。

同じく留め金具もアートのよう。

愛車ボルボ240の屋根にも霜があり。

近づいてみれば霜でできたレース模様。

ちなみにアトリエの前の桜です。
もうそろそろ咲く頃かな。

そういえば、前夜は桜に満月でした。
「桜」に「坊主」で40点。
愛犬TOGO(その1)
2007-04-07
今日は、アトリエの愛犬TOGOを紹介します。TOGOは、柴犬で現在6ヶ月。今年のお正月過ぎから、アトリエの住人(犬)になっています。
愛犬としては2代目で、先代の愛犬はコルビュジェという名の犬でした。(コルビュジェについては後日書きます。)
ブリーダーさんにつけていただいた名は「小徹」でありましたが、建築家「村野藤吾」の名から拝借し、TOGOと名づけました。

アトリエに来たばかりはコロコロし、鼻の周りが黒く、幼名「熊五郎」とも呼ばれていました。
毛は赤ちゃん毛でふわふわ。まるで動くぬいぐるみでした。

アトリエに来てから1ヶ月。(生後100日の頃)
つぶらな瞳は、なんとも愛らしい。

ようやく外に出られるようになり、木場潟中央園地のグラウンドで、おやつをあげている写真です。
おすわり、伏せ、は食べ物につられ、すぐにおぼえました。

最近ではこんなに大きくなり体重は6.5㎏にもなりました。

散歩から帰って、庭で駆け回っています。それにしても、子犬は元気がありあまっているようで、飼い主としては大変です。
そういえば昨夜、TOGOの歯が抜け、大人の犬歯になりました。
子犬時の体の毛も抜け、生え変わり、いつまでも「ま」だけは抜け続け「お間抜け」のまま育っています。
朝の散歩
2007-04-08
春の早朝散歩は、色がきれいで、真新しいものが沢山目に飛び込んきます。日の出も6時頃で、そんなに寒くなく、景色が日ごと、時間ごとに変化してゆき、毎朝目覚めるのが楽しい季節です。

静かな木場潟湖面と、白山の山々のピンクのグラデーションが、春の朝の訪れを感じさせてくれました。

水面の小波に、樹木がなみなみ模様に映し出され、いい感じ。水彩画で描いてみようかな。

枝打ちされた樹木が再びよみがえり、朝日を浴びて、また上に伸びようとしています。

柳の枝も芽をふき、風に揺れていました。
今日はこんな風景の朝でした。
木場潟から流れる前川の風景.
2007-04-09
木場潟から流れる前川を散歩した。前川は、機場で栄えた今江町の中心を流れている川である。川に面して、蔵などが建ち並び、郷愁を感じさせるいい風景である。
この風景を修景しようという話があるが、個人所有の蔵を、再生にまで進めるには、かなりのポリシーと、行動力を要することではないかと見守っている。ただ単なる郷愁だけで修景を考えているだけなら、なんのための修景なのか考える必要があると思う。(最もそのきっかけは、護岸補修から始まったものなのだが・・・。)
建築家として感じることは、大上段にその蔵などを何とかして・・・と構えるのではなく、町の人たちがその景色に毎日触れ、地域に住む愛着が生まれるような計画をすべきだと思う。
例えば、川沿いに水面近くまで下げた歩道を設け、それが通学路だったり、住民の散歩コースであったり、あるいは町役場や公民館が川に面して建てられているとか。
まずは、身近な生活の一部になるようなことから、いわゆる親水空間として組み立てていけばよいと思う。
具体的な話は別なところでもう少ししたいのだが。

機場跡の工場が岸壁に建っている。

切妻屋根の蔵が建ち並ぶ前川。

川舟の船着場があって、そこから茶室に入るという、貴重な茶室。釣月庵と吸涛庵。
季刊コンフォルト№15(建築資料研究社)に、詳細に紹介されことがあります。
留学生からの贈り物。
2007-04-10
毎年、夏になると、ジャパンテントで、留学生を受け入れています。これまで、中国、マレーシア、パキスタンなど4人の留学生を受け入れてきました。期間中、彼らをはじめ、多くの留学生と交流し、楽しくもあり、大変なこともあり、思いで詰まったイベントが毎年アトリエであります。
そんな中、一昨年に受け入れた、マレーシアの女性留学生Sさんが、明治大学を卒業し、母国に帰ることになり、お世話になったとマレーシアの民族衣装を贈ってきてくれました。

春風に揺れるマレーシアの民族衣装。色といい、柄といい、いかにもマレーシア。
Sさんは、育った環境が廻り中ゴム林で、他の産業で地域を興すことができないかと、一村一品をテーマに勉強して、帰っていきました。
留学生と接していると、大概、「日本に来て勉強したことを母国で生かしたい」と、目を輝かせて言っています。そんな留学生から学ぶことは沢山あります。
もうひとつ、先日小松のホストファミリーをされた方が、中国茶を持ってこられました。伺えば、3年前にジャパンテントに参加された、中国の留学生Kさんから、「今上海で頑張っています。小松で大変お世話になりました。」といって贈られてきたお茶で、私たち夫婦にも、と言う事でした。
Kさんは、中国の地方出身で、東京工業大学と同大学院に留学されアルバイトをしながら卒業されたそうです。
本当に涙が出ます。

立派な箱に入れられ、プーアール茶のようです。

お茶の塊を少しづつとって飲むそうですが、正式の飲み方が分からないので、どなたか教えてちょうだい!
Sさん、Kさん、有り難うございました。ジャパンテントでのひと時は今でも大切な思い出です。
お体に気をつけて頑張ってください。
木場潟桜前線その1
2007-04-11
木場潟の桜もようやく満開に近くになり、散歩も目を楽しませてくれて毎日良い気分。

桜並木を毎朝散歩するTOGO。♪♪
なんてシアワセな犬だろう。


私は、どちらかといえば、白い山桜が桜の中でも好きです。白い花と若葉が混じり、いい感じ。

近づいてみれば、やはり山桜は可憐。


アトリエ前の桜も満開まであともう少し。

下を見れば土筆が顔を出していました。
こんな春の木場潟湖畔の風景でした。
「ぼんさんが屁をこいた」???
木場潟桜前線-その2
2007-04-12
一日遅れになりましたが、今回も木場潟桜三昧。
旬は旬を満喫することが「美の壺」。コトン!


木場潟「千本桜の園」の通り、木場潟湖畔は桜一色になっています。

中央園地のベンチにも桜は似合います。

吉野の桜色は、まさしく字の通り。
それにしても色の名前には、花や木の名前が多い。

アトリエの桜も満開。今週末花見でもしようかな。でも、雨が降りそうだし・・・。
来週は、桜吹雪の景色が楽しみ。

戸井鮮魚さんの鯛で「アクアパッツア」
2007-04-13
先日、戸井鮮魚さんが、とても美しく、大きなめっき鯛を持ってきてくれました。僕は、大きな魚を見るとすぐに「アクアパッツア」の料理を思い出します。
ワインに合う魚料理の一つだと勝手に決めています。


本当に色がきれいな丸ごとのめっき鯛。うわー新鮮!


ディナーは、アクアパッツアにチーズにパン。では、桜満開に感謝して乾杯。


もう一品、新タマネギのアルミホイル蒸も食べつくし、気がつけば2本目のワイン。


あ~こんなに食っちゃって・・・。
僕は食べれば食べるだけ、身についてくるが、女房は、どれだけ食っても、いつもの通り。
どっちが良いんだろうか??

周りの木々たちも。
2007-04-14
桜のばかり目を奪われていたら、いつの間にか、まわり中の植物たちが、春の変化をしていました。

辛夷のツボミも大きくふくらみ、咲きほこるのももう間近。♪♪

2月に咲いていたマンサクの花は、赤黒く丸まり、まるで干し葡萄のよう。

足元の「イカリ草」の白が、可愛げに咲き始めていました。

今年植えられた、木場潟のしだれ桜にも一輪の花がつきました。

大好きな、桂の葉も芽吹き始め、「赤いハート」がいい感じ。
夏になれば、きれいな緑でなお、楽しみ。
こんな風に、春本番に向け、いろんなものが変わってきています。

シェリー酒のミニボトル。
2007-04-15
これは、シェリー酒TIO-PEPEのミニボトルです。5~6年ほど前に、ピクニックに持って行こうと買ったシェリー酒でしたが、リビングのディスプレイになったまま、半分忘れさられた少しお気の毒なお酒です。

ところが、先日、アトリエの料理の鉄人シュフが、料理酒の白ワインがなくなったと、
突然このミニボトルのキャップを開け、料理に注ごうとし・・・。
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もしかしてこれは、熟成して美味しくなっているかも・・・?
と、飲べえ~二人は思い立ち。
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そしてその日の食前酒となりました。
乾杯


予想的中で、色は琥珀色に変わり、味もなんだか高級なお酒を飲んでいるようで、
とてもいい食前酒でした。
ちなみにメニューは、
甘エビのトマトソースパスタに、タコのカルパッチョ、豚肉のピザ風オーブン焼き。

グラスは、古伊万里「市松文」のそばちょこ。パスタは「みじん唐草」の大皿盛り付け。
またもや、それらは僕の身となり、女房のどこかに吸収され、
そんな楽しいディナーとなりました。


葉っぱや、花が・・・。
2007-04-16
春がどんどん加速していくようです。アトリエの周りの木も、葉が開いたり、花が咲いたりで、毎日が、写真の被写体であふれ、もう大変です。

前回の「赤いハートマークの葉っぱ」の桂の木の葉っぱも、完全に葉になり、ハートがいっぱいの、まるで僕の心のような木になりました。(そこまで言うかい!)

もうひとつ、小松でも育っている、白樺の葉っぱも、開き始めました。

梨の花も咲き始め、白い花びらと、ピンクの雄しべが、可愛く付きました。
早朝の木場潟散歩で出会う犬たち。(その1)
2007-04-17
早朝、TOGOを連れて木場潟へ散歩に行くと、いつもおはようの挨拶をするワンちゃんがたくさんいます。
真ん中にどーんといるのが、「しんぼう」。
TOGOにとっては、爺(じ~じ)のような存在で、いつも遊んでもらっています。

前2頭が「シェリー」と「カオル」で~す。
みんな、おやつのおねだりに夢中です。


早朝散歩に来ているワンちゃんの中では、一番体が小さい「哲ちゃん」。
でも、自分が一番強い犬だと思っている、たのもしいワンちゃん

先代のコルビュジェと「こんにちワンこ」(石川テレビ)に共演した、お付き合いのなが~いワンちゃんです。

「哲ちゃん」の娘の「鈴ちゃん」。後で紹介する「チョコ」の妹です。

そしてTOGOは、こんなに成長しました。でも、まだ、「ま」がぬけまくっています。
早朝の木場潟散歩で出会う犬たち。(その2)
2007-04-18
前回に引き続き、ワンちゃんの紹介で~す。
「鈴ちゃん」のお姉ちゃんの、「チョコ」。
ミニチュアダックスの彼女は、短い足でチョコチョコ歩いています。

元気いっぱい、いつも走り回っている、「なつは」。

Tさんにいつも訓練されている「十兵衛」。
少し怖そうだけど、とてもおりこうなワンちゃん。

「シェリー」と「カオル」と同居している、「チャッピー」。
まだまだ、お友達がいますが、またの機会をお楽しみに。
藤棚。
2007-04-19
木場潟公園には、藤棚がいくつか設置されています。でも、ほとんど棚の下で休憩をしたり、談笑されることなく、ただ風景として、ポツンと建っているだけで、可愛そうな藤棚です。

5月には藤の花が沢山つき、匂いもいい香がするのですが、期間はあっという間に終わってしまいます。

木場潟に向かってベンチが置かれ、いい休憩場所なのだが・・・。
今日もやっぱり、藤棚だけが木場潟を寂しく見ています。

藤の木は地面から蔓(つる)状に伸び、棚の格子に縦横にのびます。
まるで、「ジャックと豆の木」の挿絵を思い出します。

藤の花は房状にいくつも咲きますが、つぼみも、見たこともないモコモコな形をしています。
これからモニョモニョとほころんでいくのだろうな。

今年は、藤棚の下で昼寝でもしようかな。

前庭
2007-04-20
先日、兄夫婦から、石灯篭と蹲(つくばい)をいただいきました。大切なものなので、庭師に前庭として、作庭をお願いし、
素晴らしい坪庭が出来上がりました。
石灯籠の配置や、蹲の据え方は、難しいものでありますが、庭師は用意された石を手際よく見定め、あっという間に坪庭を作り上げられました。
いつも、庭師の仕事について、その場のものを、瞬時に捉え作庭する素晴らしい業だと感じています。
例えば、演奏、演劇などの、「演」という字に通ずることで、もしかすると、「庭演」という当て字にもなるのではないかといつも思っています。

四つ目垣を背に、蹲の石組み、竿石を地中に埋め込む「朝鮮灯篭」が配置され。
地覆に錆石や、那智石、苔をあしらい、小さいながらも見所が多くある前庭となっています。

蹲には、竹を加工して、筧をつけ、侘びの雰囲気を持つ景趣となっています。

遊びとして、これも親戚からいただいた石灯籠を据え、
手前に結石を置いて、庭の広がりを持たせています。
ちなみに、この作庭にあたった方は、
プロデュース:花屋(小松駅東口前)
作庭:丸山造園(加賀市野田)でした。
本当に有り難うございました。
コレクション01
2007-04-21
アトリエには、僕の蒐集癖から、ミニチュアのものが、なぜか多くあります。もとはと言えば、建築模型の、雰囲気づくりにミニチュアカーを買ったことからで、それがよくみると精巧に作られており、それがいつの間にやらはまり、いつの間にかいっぱいになった次第であります。
そこで、カテゴリーを増やし、ちまちまと蒐集している、ミニチュアチェアや、ミニチュアカーなどを、少しづつ紹介していきたいと思います。

最近、インタネットで発見したものですが、以前から椅子に関しては興味があり、
是非ともとコレクションに追加しました。

アトリエの愛車でもあります、シトロエン2CVのミニチュアカーです。
シトロエン2CVのグッズも蒐集していますが、やはり多いのはミニチュアカーで、
これは1/43の大きさものです。

建築模型をいつも1/60の大きさでつくっていますが、
「トミカ」に1/58~1/64位のミニチュアカーが多くあり、
それがいつの間にやら、本来の建築模型のスケールからはずれて、
1/64ばかりの60年代~70年代の国産車のミニチュアカーの蒐集になりました。
他にも現在のところ、1/43の同じく国産車のミニチュアカーが、40台くらいあります。
これから、少しづつ、コメントをつけて、紹介して行きたいと思っています。
春の味覚
2007-04-23
春は、樹木の芽吹きや、開花ばかりではなく、食卓にも春を感じさせるご馳走が並びます。
毎年、この季節になると、竹の子をいただきます。
やはり旬の竹の子は、甘みがあって、シャキシャキした歯ざわりで、大好きです。
こんなに大きな竹の子のですが、エグミもなくいい竹の子です

橋立産山菜のタラノメと、肉厚の椎茸。タラノメはいつもお魚でお世話になっている、戸井鮮魚さんからいただきました。
椎茸も、知人からのいただきもの。

いただきものばかりの、春の食卓となりました。
竹の子は、若竹煮。タラノメと、椎茸は天ぷらに。あとは、スズキの刺身と、お豆腐を付け加えて。
お酒は、手取川「吉田蔵純米」。
そばちょこは、「たこ唐草」に「藤に丸文」でした。
-松の花・桜の花・藤の花-
2007-04-24
春の樹木はまだまだ変わってゆきます。あまり、目をこらえて見ることのないものにも、美しいものがいっぱいあります。

松が花を付けることは不思議に思いますが、
松ぼっくりという実があることを思えば、納得するはずです。
これは、松の花のツボミじゃないだろうか。

桜の花も、花びらが散り、額と雌しべが、残っていました。
あと数日すれば、それらも、落ちていくんだろ~な。

この前の藤の花も、少しづつ房状に開花してきました。
今年は、毎朝の散歩のときに、注意深く見守って行こうと思っています。
松の花
2007-04-25
昨日紹介した松の花が、今日見ると,あれよあれよという間に成長して、開いていました。

松のツボミと思われるところから、ニョキッと花が伸び始めたようです。

それがニョキニョキのびて、まるで生き物のよう。

先端は、なんだかとても色っぽい。
これから、どんな風に変わって行くのだろう。
まるで、小学生の観察日記みたい・・・。
ももの花、ドウダンツツジ、花水木。
2007-04-26
樹の花を見ていると、その季節だけにしか見られない樹の表情がある。春に花を付け、秋には紅葉するというわずかな瞬間に目を奪われ、その美しさを感じる。
毎日、木場潟を散歩したり、アトリエの周りを見ていると、今まさに樹々の変化に目を奪われている。
ブログを始めてカメラのファインダーを覗く習慣がついたのだが、なんだか儲けものをしたような気がする。
これからも、この習慣を大切にしていこうと思う。

昨年、Hさんのガーデンからいただいた、「ももの木」です。
何とか今年、花を付け、アトリエの一角に根づいたようです。

「ドウダンツツジ」の花が咲き始めましたが、今年は、暖冬のせいか、早いようです。

「花水木」の赤の花の木が先に咲き始めました。

一輪、一輪、花をつけ、五月の季節を感じさせる彩になるでしょう。
車のデザイン(シトロエン2CV)
2007-04-27
車のデザインは面白いものである。建築のそれと、いつも比べるのであるが、どちらも面白い。
建築は、3次元の空間に身をおいてデザインを感じるものであるが、車は、形そのものにデザインを感じ、手の痕跡を感じる。
時間があれば、お弁当を持って、小松の自動車博物館へ行き、一日中車を見ていたい。
1つ1つのパーツのディテールがすごい!
すべてが3次元曲線でつくられ、それがすべて機能を持っている。
建築で、車のデザインのように隅々までやると、死んでしまいそうだ。

ライトもいい具合に、配置されている。
こんな風に建築に照明器具をつけることもありかな?

ミラーだって、シンプルに取り付けられている。

メーター類も、おしゃれないい感じ。

小さなワイパーであるが、機能は充分果している。

これが、アトリエの愛車、シトロエン2CV「チャールストン」でした。
ちなみに、1990年製。最後の形です。
毎日、快調に走り続けています。
春風をうけて、気持ちよく。
2007-04-28
もうひとつ。あまりに天気が良かったので、夕方前にTOGOと散歩に行きました。
木場潟には、カヌーの練習の若者が、春風をうけて水面をすべっていました。

力強く、パドルを漕ぐ女性。
気持ちよさそう~。

小松ドームに向かってヨ~イドン。

鞍掛山に向かっても、青春!
澄んだ朝。
2007-04-28
今朝目覚めると、久しぶりにくっきり白山が見え、澄んだ空気の木場潟湖畔でした。最近は、黄砂やら、春霞やらで、清々しい朝の景色が少なかったので、ひとしお新鮮に映りました。

アトリエから、目いっぱい広角レンズを使い撮りました。
(ブログでは、ちょっと写真が小さくなったコトが残念です。)
田んぼに水が張られ、湖畔の樹が水面に映り、透明な空気の木場潟と白山連邦でした。

湖畔の樹も新緑がまぶしく、空の青さにとけこみ、まるで絵に描いたような風景でした。
「朴の木」の開葉。
2007-04-28
樹の芽吹きで、僕が一番好きなのは、「朴の木」です。初めてそれをみたとき、花が咲いているのと思いました。
サーモンピンクと緑の組み合わせで、新芽の中に、良くぞまあこんなにコンパクトに葉が包み込まれたいたものだと感心しました。

「朴の木」は、朴葉味噌に使われる葉を思い浮かべるとわかりますが、葉はとても大きな木です。
それゆえ、木の芽も大きく、枝の先端に花がついているように芽がついています。

冬芽の時には硬く閉じていましたが、5月連休の頃に、毎年、芽がほころび始めます。

コンパクトに包み込まれていた葉が、ようやく5月の温かさに誘われ、開き始めてきました。

よくよく見ると、6枚位の緑の葉が、包み込まれていました。
これから、一気に大きな朴葉になっていきます。
「朴の木」の芽吹きは、あっという間に開いてしまうので、毎年、見逃してはいけないと、注意深くみています。
今年は、久しぶりに写真におさめることができ、ラッキーでした。