秋は何色。
2008-11-10
アトリエの紅葉も、きれいに色つき、毎日目を楽しませてくれています。
紅葉した葉を見ていると、なんとも言われぬ色をしています。

これは、楓のひとつ、マンゲツの紅葉です。
色図鑑で調べると、誕生色に「恋染紅葉」(こいそめもみじ)という色がありましたが、11月の色です。

この葉は、平地のアトリエでもがんばって育っている、白樺の黄葉です。
これも調べると、「黄朽葉」(きくちば)という色に近い色です。

この色は、なんて表現したらよいのか、枯れた色です。
ちなみに、6月に白い花をつけた、ナツツバキの葉です。
日本は、古来から、微妙な色に素晴らしい名前をつけてきました。
これも、日本の誇る感性のひとつだと思います。
色図鑑を持って、散歩するのも楽しいことかもしれません。